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【看護師】1ミリのズレが「言葉」を奪う。脳外科ナースが震える、頭部外傷の観察と「アニソコリア」の恐怖

【この記事はこんな人に向けて書いています】

脳外科や救急の「1ミリのミスも許されない」ピリピリした空気に疲れているナースや、急変リスクの高い患者さんの観察にプレッシャーを感じているあなたへ。

救命救急センターには、時として私たちの想像を遥かに超える状態で患者さんが搬送されてきます。

「こんなこと現実にありえるの?」という衝撃的な光景を前にしても、私たちは一瞬たりとも動揺を見せず、冷静に処置に入らなければなりません。

今日は、『コード・ブルー』屈指の衝撃回を振り返りながら、極限状態におけるナースの観察眼と、心の守り方について回診します。

コントのような事故、現実はホラー

1stシーズンの「スキー板串刺し」も衝撃的でしたが、2ndシーズン第7話(2010年放送)の事例はさらに視覚的なインパクトがありました。

なんと、「頭に包丁が刺さったまま」の患者さんが搬送されてきたのです。

居酒屋で酔っ払って転倒し、床に落ちていた包丁が左側頭部に深々と刺さる。 一見するとコントのような事故ですが、現場は戦慄します。

なぜなら、その包丁が刺さっている場所が、人間にとって最も重要なエリアの一つだったからです。

1ミリのズレが「言葉」を奪う

刃物が達していたのは、左脳の「言語野(ブローカ野など)」。

つまり、無理に抜けば大出血を起こして死に至るだけでなく、たとえ命が助かっても、二度と「言葉」を話せなくなる可能性が高い場所でした。

「いっそ死なせてあげて」 障害が残る未来を悲観し、錯乱する奥さんの叫び声がERに響きます。

私たちナースにとって一番辛いのは、こうした「助かった後のQOL(生活の質)」に対する家族の葛藤を目の当たりにする瞬間かもしれません。

西条先生と藍沢の神業連携

手術は、脳外科のエキスパート・西条先生(杉本哲太)と藍沢(山下智久)による連携プレーで行われました。

包丁を「抜く」というより、顕微鏡レベルで血管を一本一本処理しながら「解除する」ような繊細な作業。

結果、手術は成功し、患者さんは意識を取り戻して「…ごめん」と妻に謝ることができました。 そのたった一言の重み。

言葉が戻る奇跡を目の当たりにした時、現場の張り詰めた空気は一気に感動へと変わりました。

脳外科や救急の現場では、「トーク・アンド・ダイ(話していたのに急死する)」という言葉があるほど、一瞬の観察ミスが命取りになります。

・JCS(意識レベル)のわずかな低下
瞳孔不同(アニソコリア)の出現
麻痺の進行

常に神経を尖らせていなければならない毎日は、確かに過酷です。

でも、だからこそ得られる「観察力」は、どの診療科に行っても通用する一生モノの武器になります。

私のブログ『ナースXのカンファレンス室』では、このエピソードを参考に、「脳神経ナースの観察ポイント」と「プレッシャーとの付き合い方」について解説しています。

・ペンライト一本で脳の異変を見抜くコツ
「急変が怖い」を克服するための観察ルーティン
緊張感に疲れた時に検討すべき「穏やかな職場」とは

張り詰めた糸が切れてしまう前に、心を休めるための処方箋を向こうに用意しておきました。

【コード・ブルー】頭に包丁が刺さった男!?スキー板を超える衝撃回と、脳外科手術の奇跡を回診

▼続きはブログ『ナースXのカンファレンス室』へ

※本記事はドラマ『コード・ブルー』の設定を借りた、筆者独自の考察と創作を含む記事です。

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