第四話「まさか!うちのサバイバルナイフにかぎって」
押収されているものを目を見開いて見てみろ。
ヒルト(鍔)にバレル取付用の穴が開いていて、要するにこれはバヨネット(銃剣)じゃねえか。
結局、お前ら、警察もマスコミも寄ってたかって結託し、悪事に使われる刃物の呼称を「#サバイバルナイフ」という禍々しそうな響きにわざと変えて印象付けようとしてるだけだ。
普通、銃に装着するもんなので、銃が御法度な国じゃ規制できない方がおかしいんだよ。
それに、銃の先端に装着して、刺突して使うのが本来の用途であるからして、刃物の切れ味としてはよくないのは当然。
将来的に、国民にこういうのを使わせたくて、明確な概念のない「サバイバルナイフ」なる刃物をパージしつつ、こういうものを温存させようとしている気がする。
昨今、戦中に学校や地域で教えさせていた「銃剣道」なる刺突訓練を、教育界に潜伏している、保守と偽った軍国主義者が復興、推進させようという動きがマジである。
だから「銃剣」って響きや形状を残して、「サバイバルナイフ」って定義のない刃物を悪者にして、消させないようにしようとの思惑は嫌でも感じる。
これも犯罪者の気違いじみた振る舞いのお蔭で、より巨大な悪意が仄見えてくるというのが実に皮肉だ。
