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多様な松前町(愛媛)の獅子舞!

#ヒキダシのクーポン紹介でウロウロしている伊予郡松前町(愛媛県)の秋祭りに2025年10月14日、初めて行った話はnoteにアップしました。
今回は続きです。

松前町の獅子舞は10地区以上で行われ、保存会が受け継ぎ、子どもらが参加するイベントとして、地区内の新築宅などを巡回して演舞します。
(参考:2015年11月広報まさき
今回は4地区を見てきました


14日の神輿みこしの鉢合わせを見た後、獅子舞も見てみたいと思ったものの、あてがない。
やみくもに同町中川原を走ってて、親子連れに尋ねてみました。
各地区でルートを共有しているようで「今、あの辺におるよ」と若いお母さんがスマホで調べて教えてくれました。

行ってみるとちょうど終わったところ。
ブログに掲載の了承を得て、次のお宅まで軽トラを追いかけていきました。
こちらのお宅は改築されたそうです。
しばらくすると獅子舞のメンバーたちが徒歩で三々五々集まってきました。

軽快な太鼓の音とともに、獅子舞・・・ではなく、まずヒョットコが踊り始めます。
動きも軽快。ただ快晴でかなり暑かったので大変だなぁ、と。
ダンスのソロと同じですもんね。

しばらくするとサル🐵登場!
ヒョットコと対峙して踊ります。

ヒョットコは農作業のおじさん、サルがちょっかいを掛けるので、いろいろ試して追い払う——というストーリーだと地区の古老から教えていただきました。

この間、ずーっと太鼓は叩き続けてます。これも大変。

次第に大きなアクションになり、サルがコカされたり、おじさんがコカされたり。

昔はこういうシーンで大笑いが起きていたそうです。

ヒョットコおじさんがサルを追い払って終了。
こういう獅子舞とセットの芝居は、松前町内でもそれぞれ登場人物やストーリーが異なるそうです。

全国的に獅子舞とヒョットコなどが登場する芝居はセットになっているケースはあるようで、もともとは地域の「娯楽」のようです。
詳しくは誰かコメントで教えてほしいのですが、各地域で田楽・義太夫・浄瑠璃・能・狂言などと結びついて村芝居的に残っているようです。
松前町もその一種なのでしょう。

続いて獅子舞が登場。2人1組で舞います。
かーなり動きが激しい。

ネット情報ですが、獅子舞は鼻が黒いのがオス、それ以外がメスという分類もあるそうですが、中川原の獅子舞は動きがかなり男性っぽい。鼻は緑ですが。

激しい舞いに圧倒されました。
ラスト近くでは「もうちょっと!」「頑張れ!」との声も聞こえました。


続いては10月15日に見た獅子舞。

玉生たもう八幡大神社での早朝の鉢合わせ(レポートは後日)で教えてもらったのが恵久美(えくび)地区。

ここでは第二次世界大戦で獅子舞が途切れ、いったん青年団が復活させたものの2~3年で途絶えたそうです。
1990年代後半、当時の公民館主事だった竹内峯男さん(85)たちが地区の獅子舞復活の動きを知りますが、なかなか実現しなかったそうです。
「自分らで体を張ってやらんと獅子舞は残せん」と、かつてを知る90歳代の人たちと活動を開始。
99年に当時の小学3年だった「1期生」(現在36歳)たちとともに復活させました。

1期生は今も幼稚園~中学生を指導しています。
「引き継いだ以上は絶やしたくない」と話されてました。

8月から毎週日曜日稽古を積んできたそうです。
始まる前は和やかに?話してましたが…

多くの子どもや大人たちが見守る中、舞を披露。
かなり激しい。
獅子役の子たちは幼稚園から活動し、狩人役や太鼓などを経てここまで成長したそうです。指導している大人たちは感慨深げ。

舞台の端からスッと狩人が登場。
今回は女子が演じていますが、男子の場合もあるそうです。

おやすみ中?の獅子を縄でひっぱたく?と…

獅子が驚いて起き上がる。

獅子は狩人を脅したり?するものの、結局降参して森に帰される…というストーリーだそうです。


続いては徳丸地区。
ここは二つの獅子舞があるそうですが、そのうちのひとつ。
まず高忍日賣神社禰宜ねぎさんが神事。

この獅子舞は成年男子の部、という感じ。
準備も早いし、舞もめちゃくちゃハード。

動きが超激しい!
上に横にリズミカルに動き続けます。

見てて「カッコイイ」と素直に思いました。
ライター㋶がこれをやったら、最初の1分で気絶する自信がありますが。

さすがに途中、給水タイム。仲間が笑いながら「頑張れ~」。
ペットボトルが見えます。

ラストスパート、どんどん太鼓のリズムが早くなります。
舞のスピードがメチャクチャ速くなる。
完全にJapanese Powerful Lion Dancing!

終わった瞬間、周囲が駆け寄り「お疲れ!」「よう頑張った」。
こんなに激しい獅子舞、あるんですね。


最後にご紹介するのは神崎(かんざき)地区。

稲刈りを終えた田の一角にブルーシートなどを敷いて特設会場に。
太鼓はOBやOGが務めてました。
地域の人に聞くと「子供のころに叩いてると覚えてるもんよ」。

中川原と同じく、ヒョットコおじさん vs サルの構図ですが、こちらは3匹登場!モンキーズ🐒🐒🐒です。

女子が扮するモンキーズがなんともカワイイです。

互いに敷物をめくる、みたいなシーンもありました。
何を意味するかは不明(聞き忘れ)。

ヒョットコに転がされるモンキーズ。

ずっと劣勢だったモンキーズが、最後は全員でおぶさって勝利!
・・・に見えましたが、その解釈が正しいかどうかはわかりません💦

続いて獅子舞。
2匹登場。計4人が舞います。

刈り取り後の水田をバックにした獅子舞。
秋祭りらしさを感じます。

2匹は動きをシンクロさせたり、違った動きをしたり、バリエーションが増えるので見てて楽しい。

舞はどんどん激しくなり、動きがアクロバティックに。

秋空の下、躍動するダブル獅子舞。

地区の神輿がやってきて、獅子舞の横で差し上げ。
神輿の声と太鼓の音が重なり合い、迫力と情緒を感じました。


駆け足で4地区を回りましたが、
▽獅子舞の前にヒョットコが舞う(サルは1匹 OR 複数)
▽獅子舞が単一で舞う(少年 OR 成年)
▽獅子対狩人
など、それぞれ違いがあって、見どころも違ってて面白かったです。
地区それぞれに多様な獅子舞が伝わっているのがすごいと思いました。

撮影にご許可いただいた皆さま、ありがとうございました。


このノートでは#ヒキダシに関わる人たちを紹介したり、コラムなどを掲載していきます。今回は番外編です。㋶


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