子どもがいない人生を受け入れるまで
どうも、暇な専業主婦のひまりです⸜🌷︎⸝
私についてまだ知らない方は
こちらから読んでね👇🏻
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今日は少し真面目な話をしようと思います。
私が「選択子なし」になった理由について書こうと思います。
プロフィールにも子なしと書いているので、気になってくださっている方もいるかもしれません。
ただ最初に伝えておきたいのは、私は最初から子どもを望まなかったわけではありません。
むしろ結婚したら子どもを産んで育てる未来を、当たり前に思い描いていました。
だからこの話は、「子どもを持たないと決めた話」というより、「今の人生にたどり着くまでの話」になると思います。
もし今、不妊治療を頑張っている人。
子どもがいない未来が怖い人。
周りの妊娠報告に心がざわついてしまう人。
そして、子どもがいない人生について考えたことがない人にも。
そんな人に読んでもらえたら嬉しいです。

✧当たり前だと思っていた未来
結婚したら子どもを産んで育てるのが当然。
そう思ってました。
多分多くの人が、そういう未来を自然に思い描いてるんちゃうかな?
私もそうやった。
子どもが好きとか嫌いとか、そういう話じゃなくて。
結婚したら次は子ども、っていうのが当たり前の流れやと思ってた。
だから結婚前に受けたブライダルチェックで言われた言葉が、余計に刺さったんよな。
「子どもができにくいかもしれません」
当時は頭が真っ白になった。それと同時に思った。
私この人と結婚していいんやろか、って。
子どもを授かれるかわからない自分が、夫の人生を縛っていいのか。
そんな葛藤がありました。
でも夫はこう言ってくれた。
「それでも一緒に生きていきたい。子どもがいてもいなくても、結婚してほしい」
その言葉を聞いた瞬間、少しだけ肩の力が抜けてさ。
子どもは諦めへん、夫と一緒なら頑張れるって思えた。
✧不妊治療のこと
結婚してから数年後に、不妊治療を始めました。
でも正直、あの頃の記憶があんまりないねん。
苦しすぎて。
病院に通ったこと、検査したこと、薬を飲んだこと、そういう記憶はある。
でもあの時の私が何を考えてたのかが思い出せへん。
毎月期待して、落ち込んで、泣いてたはずやのに。苦しかったことは覚えてるのに、それ以外の記憶がほとんど残ってないんよ。
正直、義両親に対しても申し訳ない気持ちがあってさ。
自分の息子の子ども、孫が欲しいやろうなって。
義両親だって親戚から「お孫さんは?」って聞かれることがあるかもしれへん。
それやのに私のせいで、って。
子どもを授かれない自分を、ずっと自分で責めてた。
そんな時に義両親が言ってくれたのが
「2人の人生なんやから、無理しなくていい。自分の体と心が一番大事やで」って。
その言葉を聞いた時、自分で自分を責めるのをやめようって、初めて思えたんよ。
私は周りの人に恵まれてたと思う。
✧諦めると決めた日
まだ可能性はゼロじゃなかった。
年齢的にも、続けようと思えば続けられた。
だからこそ悩んだ。
やめる理由がなかったから。
でも当時の私は、心も体も限界やった。
不妊治療は自分が想像していた以上にしんどかった。
病院に行くのも嫌。
検査も嫌。
薬も嫌。
毎月期待しては落ち込むのも嫌。
こんなに頑張っているのに結果が出る保証もない。
それやのにお金だけはどんどん消えていく。
気づけば私は軽い鬱のような状態になってました。
誰にも会いたくない。
SNSも見たくない。
幸せそうな家族の写真や妊娠報告を見るだけで苦しくなる。
病院の予約日が近づくと憂鬱になる。
そんな毎日やったんですよね。
そんな時に思い出したのが、義両親の言葉で。
「二人の人生なんやから」
「無理しなくていい」
「自分の体と心を一番大事にしなさい」
その言葉を何度も思い出した。
それから夫とたくさんたくさん話し合いました。
「不妊治療をやめたら授かった」
そんな話も聞いたことがあったし、年齢的にもまだ諦めるのは早いんじゃないか、って思わなかったわけじゃない。
治療をやめたら自然に授かるかもしれへん。
でも私たちは、その可能性を追い続ける人生ではなく、自分たちの人生を楽しむことを選びました。
先の見えない不安に振り回されるより、いつか授かれるかもしれない未来を待ち続けるより。
今ある時間を大切にしたかった。
自分たちの体と心を守ることために、不妊治療をやめること、そして子どもを完全に諦めることを決めました。
✧ぐちゃぐちゃな気持ち
でも決めたからって、気持ちがすっきりしたわけじゃなかった。
友達の妊娠報告を見るのもつらかった。
誰も悪くないし、妊娠した友達も悪くない。
やのに素直に喜んであげられへんくて、そんな自分のことも嫌いになっていった。
「おめでとう」ってLINEを送りながら、画面の外では泣いてた。
夫の兄弟に子どもが生まれた時も、姉に子どもが生まれた時も、お祝いしたい気持ちは本間にあった。
でも悲しい気持ちが勝ってた。
羨ましい、なんで私は、って。
そういう気持ちがぐちゃぐちゃに混ざってた。
不妊治療を経験した人なら分かるかもしれへんけど、あの頃の私は、人生が止まっているような感覚やってん。
周りはどんどん進んでいくのに、私だけ同じ場所に立ち続けてる感じ。
ほんで、私には忘れられない日があってさ。
姉の赤ちゃんを初めて抱っこした日。
小さくて、温かくて、かわいくて。その瞬間、涙が止まらへんくなった。
悲しかったんか、嬉しかったんか、悔しかったんか。全部やったんかもしれへんな。
自分でも説明できひんけど。
涙が出ながら、ひとつだけ思ったことが
「あ〜、私もお母さんになりたかったな」って。
そう思った瞬間、また涙が溢れてきてたんよ。
その当時はまだ、自分の人生をちゃんと受け止めきれてなかったんかもしれへんな。
✧モカとの出会い
犬は絶対に飼いたいと思ってた。ずっと。
でも不妊治療してる間は、迎えられへんかった。
もし子どもが産まれて、犬アレルギーやったら?
そう思うと、犬を迎える優先順位はどうしても後になってしまってた。
不妊治療をやめてから子どもを授かりましたって人もいる。
だから少しでも期待がある間は、犬を迎える選択はしたくなかった。
でも私たちは子どもを完全に諦めたからこそ、犬を迎えられる。そう思ったんよ。
ただ、運命の子に出会うのって、そう簡単じゃなくて。
「この子!」っていう子になかなか出会えなくて、夫と二人で毎日楽しく過ごしてた。
そしたら運命の日って、突然くるんやで。笑
まだ小さい小さいモカに出会った。
一目で「この子や」ってなった。それで家族に迎えた。
モカは子どもの代わりじゃない。そんな単純な話じゃないねん。
でも大事な、大事な家族になった。

✧今の話
今の私は毎日楽しい。
夫とモカと三人で出かける時間が生きがいやし、これが私の当たり前の人生になった。
「受け入れた」って言葉が正しいのかはわからへん。
今でも、もし子どもがいたら、って考えることはたまにある。
でも今の私の人生を不幸やとは思わへん。
むしろめっちゃ笑ってる。
ほんで面白いことに、あれだけぐちゃぐちゃな気持ちを抱えてたのに、今では姉の子どもも夫の親戚の子どもも、かわいくて仕方ない。
会うたびに何か買ってあげたくなる。
完全に貢ぐおばちゃんになってる。笑
昔の私は、子どもがいない人生には幸せがないと思ってた。
でも違った。
子どもがいる人生に幸せがあるように、子どもがいない人生にも幸せはある。
ただ、幸せの形が少し違うだけやねんな。
✧今でも少しだけ思うこと
後悔が全くないんかと言われたら、実はそんなことはなくて。
ひとつだけ心残りがある。
私の不妊が原因やったことやからこそ時々思う。
もし夫が私じゃない誰かと結婚していたら。
夫にはパパになる人生があったのかもしれない、って。
もちろん夫はそんなこと一度も言わない。
むしろ最初からずっと
「子どもがいてもいなくても一緒にいたい」と言ってくれていた。
それでも時々申し訳なくなるねん。
でもその気持ちはずっと10%くらいかな。
残りの90%は嬉しさやね☺️
それでも私を選んでくれたこと。
今も変わらず隣にいてくれること。
そのことの方がずっと大きい。
✧私なりの向き合い方
乗り越え方、なんて大げさなもんじゃないけど。
悲しい感情は吐き出していいと思う。
いっぱい泣いていい。
無理に前向きにならなくていい。
私もめちゃくちゃ泣いた。泣き切ってから、少しずつ前を向けた気がする。
それと、夫と「これからの人生どうしようか」って話をするようになってから、少し楽になった。
子どもがいない人生を嘆くんじゃなくて、2人でワクワクできる人生を考える方向に切り替えていった感じかな。
あの頃頑張った時間は、今でも大切やと思ってる。結果は出えへんかったけど、あの時間は私にとって誇れる時間やから。
あと、今でも「子どもは?」って聞かれることはある。
悪意がないのはわかってる。でもグサってくる。笑
今は「選択子なしなんですよね〜」くらいで終わらせてる。
不妊治療したのに授かれなかったって言うと空気が最悪になるから。笑
それくらいのかわし方が、今の私にはちょうどいい。
もし今、不妊治療の真っ最中で苦しい人がいたら。
もし子どもがいない未来が怖い人がいたら。
昔の私も同じでした。
だから無理に前向きにならなくていい。
今はただ苦しくてもいい。
それでも、思い描いていた未来と違う人生になったとしても。
その先にもちゃんと幸せはありました。
少なくとも、私にはありました。
それが今の私の、当たり前の毎日です🌷
だから、今は信じられなくてもいいから。
大丈夫だよ。
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✧あとがき
この記事は、不妊治療を経験した人だけじゃなく、
「子どもは?」と聞いたことがある人にも読んでもらえたら嬉しいです。
その言葉に傷つく人がいることを知ってほしい、という意味ではなく。
見えないところで色んな人生があることを知ってもらえたら嬉しいなと思います。
そして、誰かの人生を少しだけ優しく見られるきっかけになったら嬉しいです🌷
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