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galaxy_box
「猫の手も借りたい」
亀裂の走った柔らかい布を、もう少し繋ぎ合わせようとすると、また手元が遊んでしまう。
カラスの声が私の手を止め、汗をかかせ、布にさらに大きな亀裂を走らせる。
私は今、額の汗を慎重に拭う。どうやら汗が毛で弾いている。
私はそれを舌で舐めて綺麗にしたい。
居心地の良い日陰を探して横になり、窓の外に見える人の影を、ピクピクと耳を反応させながら追いかける。
忙しそうにしている人間が、私の耳に聞こえない悩みを、遠くの方でぶつぶつと呟く。
なんて言ったかは聞こえないが、私はなんとなく「カッカッ」と鳴いて返事をした。
