卒業生が言ってくれた嬉しい言葉
先日から生徒さんのやっていることが理解不能で、事柄的には何をやっていたのかということはわかっているのだけれど、どうしても理解できなくて、若い世代の卒業生にあれこれ聞いていた。
その中で、
私はチェリーで、いかに信頼が大事かということを教えてもらったので、そういうの、アホだとしか思えないんですけど・・・。
とかつての自分を振り返って言ってくれた。
私の持論だけれど、お金があっても人は動かないこともあるけど、信頼があればお金も動くし人も動く。
というのがある。
自分の実感でもあるけれど、ある大学の寄付講座で、外務省事務次官だった方や環境省事務次官だった方、その他の方のお話でも一様に、
出世するのに(生きて行くのにだったかな?)最も大事なのは何だと思いますか?
との質問をされ、実は、という形で、
信用。
とすべての方が同様におっしゃったので、あまりにも腑に落ちた。
私の経験から言っても、別にお金なんてそうそう要らない。信用や普段の振る舞いで、お金なんて結構いつでも生み出せるということを経験的に知っていた。それも別に値切ってもらったとか無理言ってしてもらったなどと言うことはない。相手が自ら喜んでやってくださったことが多いのである。
お金があったらやろうという人はお金があってもやらない、とはビジネスの世界でよく聞く言葉である。
電話である業者さんにお願いしていても、よく、
櫻井さんだから。
とか、
先生だから。
と言って、あれこれしていただいたこと多数。
別にこちらがお願いしたわけでもない。
先日も電気屋さんに無理言って、あることをお願いして、ある作業をしていただいたけれど、その次にちょっとお願いしたことがあった(あったら便利程度のこと。でも作業としては結構時間がかかる。)ので、
今回お仕事をいただいたので、これくらいだったら料金はいただかなくても・・・。
と言ってくださった。
でも、なかなか時間がなくていらっしゃらないので、そのままである。
この親切は何?
と思う。
別に家が地場の名士であるわけでも、お金持ちであるわけでも、いはんや私は元アイドルではない。(笑)
私は小さいころからこういうことが多い。
お使いに行っておまけをしてもらったり、母と一緒にお買い物に行って、
お嬢ちゃん、またお母さんと一緒にお買い物してあげてね。これどうぞ。
と言って、試飲用の新しいモカのコーヒーを一瓶いただいたこともあった。
従兄のお兄ちゃんも、
真弓のためやったら・・・。
と一肌脱ごうとしてくれたこともあった。
昔っからそうだった。
お金をケチったというのではなくって、上乗せの親切をしてもらってきた。
何も言わなくても誰かが何かをしてくれたことが多かった。
だから、もしかしたら余計なことをしなくても済んでいるから言えるのかもしれない。
もし誰にもしてもらえなかったとしたら、確かにそれを誰かに要求したくなったとしても心情的におかしくないのかもしれない。
私は何かにラッキーだと思う。
夫が、言ったことがある。
俺には起こらんことが、お前や○○や○○や○○(子どもたち)には起こる。
と。
別に何もしなくても誰かが何かをしてくれることが多い。
それに困っていたら誰かが助けてくれる。
何かを言わなければ助けてもらえない人と、何にも言わなくてもどこから救いの手が伸びてくる人間では、それは振る舞いも違ってくることだろう。
損している分だけどこかから取り返さなくてはならないのかもしれない。
卒業生の、お金より信頼が大事だと思っているので。
という言葉が私を元気づけてくれた。
ここ最近、自分がしてもらえる人間ではないと思っている人が周りにいるような気がする。
そういう人の表現を聞いていると、こちらの自己評価まで下がってくるような気がする。
しんどい。
ここは稲盛経営学の中にあるように、稲盛さんがひどい目に遭ったとき、お坊様である師に訴えたら、
それは稲盛さん、生きているということです。それくらいのことでどこかで自分か先祖がやってきた罪業が消えるのなら安いものです。
ということにしてみようか?
私も何か気付かされている?
どこかで誰か得しようとした人、あるいはできないことを何とか誰かにさせようとした人がいたのだあろうか?
もしかしたら時代の流れだろうか?
ちょっと品性のなさを感じるというか。
武士は食わねど高楊枝ではないが、自己を律し、ちょっと品よく生きて行きたいものではないか?
大学受験が一種欲望とも絡んでいるものだということはわかる。
ある意味人生が掛かっているから。
でも、あまりに品性のないことをされると、協力したいという気持から、気持ちは変わってくる。
誰だって大事なものを粗末に扱われたら怒るし、腹も立つし情けなくなる。
必死なのはわかるけれど、でも、どこか最後の最後の一線で、品よくあってほしいと思う。
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