彼女=主が生理のとき、ひもはこうして過ごす。
彼女が生理のとき、僕は基本ずっと一緒にいる。
同人の撮影も、編集も、女風の仕事も、その期間はほとんど入れない。
効率だけで考えたら、たぶん正しくない。
けれど、こういう数日間にどう振る舞うかで、その人の本質はかなり出ると思っている。
彼女はピルを飲んでいるから、ある程度タイミングはわかる。
だからその前後は、なるべく予定を詰めすぎないようにしている。
しんどい時に一人にしておくのは違うし、何かあった時にすぐそばにいられるようにしておきたいからだ。
一緒にいる時は、ずっと家にこもっているわけではない。
体調を見ながら、カラオケに行ったり、ご飯を食べに行ったり、ショッピングに付き合ったりすることが多い。
少し外に出るだけで気分が変わることもあるし、ただ隣にいるだけで安心する時間もある。
もちろん、お腹が痛いと言うことも多い。
そういう時は、よく野菜スープを作る。特別な料理ではないけれど、温かいものを食べてもらうだけで少し楽そうにしてくれる時がある。
結局こういうのは、大げさな優しさというより、生活の延長なのだと思う。
生理中でも、主は性欲が強いことがある。
求められることも少なくない。
そこに関しては、自分にとって都合のいいこととして受け取るのではなく、ちゃんと大切にしないといけないと思っている。
(余談だが自分が中高のときは、生理中のプレイに興奮していた時期もある)
体調が揺れている時期でもあるからこそ、雑に扱ってはいけない。
求められることと、しんどさの両方を含めて受け止めるのが大事なのだと思う。
元気な日だけ一緒にいるのは、たぶん簡単だ。
でも、お腹が痛くて、気分も揺れて、いつも通りではいられない時にどうそばにいるかのほうが、関係としてはずっと大事だと思っている。
ひもである以上、僕は生活の近くにいる。
だから彼女が生理のときは、ちゃんと一緒に過ごす。
何かすごいことをしているわけではない。ただ、しんどい時に一人にしないこと。
温かいものを作ること。
少しでも気分が楽になるように一緒に時間を過ごすこと。
たぶん、そういう当たり前の積み重ねが、一番大切なのだと思う。
