丹内騎手88勝――年間100勝とGⅠの壁 交錯する期待と焦り
今年ブレイクした騎手のひとりといっていい丹内騎手。年間100勝も視野に入っており、最近はGⅠレースでの騎乗も増えている。ただ、GⅠレースに騎乗するとやる気が空回りするのか、チグハグな競馬になることが多い。というわけで、ここでは最近の丹内騎手について詳しく掘り下げたい。
年間100勝到達なるか!?
現在88勝の丹内騎手。これまでのペースで勝ち星を積み上げていけば年間100勝も射程圏内。しかし、先週は未勝利でした。
11月15日(土)福島【0‐3‐1‐7】
11月16日(日)京都【0‐0‐0‐10】
日曜はGⅠのエリザベス女王杯に騎乗するために京都に遠征したのですが、騎乗馬の大半が単勝万馬券の馬だったので未勝利だったのはしょうがない。問題は土曜の福島です。若手騎手限定戦を除く11鞍に騎乗したのですが1勝も挙げることができなかった。
最近は年間100勝を目指し毎日10鞍近く騎乗しているのですが、11月に入ってからは1勝しか挙げることができていない。
11月成績(16日まで)
【1‐5‐6‐42】
単勝回収率4%
複勝回収率37%
今年の残り開催日数が13日なので、1日1勝ペースで勝ち星を積み上げることができれば100勝に到達するのですが、関東圏のローカル開催は今週末の福島で終了。最近の調子を見ると1日1勝ペースというのも高いハードルのように見えて不安が募ります。
先週のエリザベス女王杯を振り返る
丹内騎手にとって、年間100勝を同じくらい強く意識している目標といえば、GⅠ制覇でしょう。
先週のエリザベス女王杯では14番人気のフェアエールングに騎乗し9着という結果でした。
勝ったのは1番人気のレガレイラだったのですが、2着は前走まで丹内騎手が手綱を握っていたパラディレーヌ。
結果だけ見ると、丹内騎手がパラディレーヌを下ろされて、新たにコンビを組んだ岩田望騎手が好騎乗をして好走させたように見えてしまいます。しかも、パラディレーヌの好走の要因といっていい勝負どころのポジション争いで、絶好のポジションを獲られてしまったのは丹内騎手が騎乗したフェアエールングだったので、悔しい思いを増幅させる一戦になってのではないでしょうか。というわけで、勝負どころでのポジション争いについて詳しく見てみたい。
レースは、好スタートを決め、ハナ争いを演じたエリカエクスプレスとシンリョクカの後ろの好位のインが欲しかったところです。
ただ、内にセキトバイーストがいて、1コーナーでポジションを主張されたので、そこは諦めてセキトバイーストの後ろのポジションに収まろうとしました。
このセキトバイーストの後ろが絶好のポジションだったのですが、そのポジションを獲り切れなかったのです。
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