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家族の思い出のビデオをみた|自死遺族|

​子どもが、我が家の昔のホームビデオをテレビで見始めた。
構える間もなく、パパがそこにはいた。

​若い。
優しそう。
そして、おちゃめでイタズラ好きだ。

​声とか言い回しとか、ああ、パパだなあって思った。

​実感が湧かなくて。
この人が今いないということが不思議だった。

​上の子が赤ちゃん。
下の子はまだいない。

​パパ。
撮影している私。
新婚の時に住んでいたアパート。
今とは全く違う環境。

だけど、それは当たり前だったし、今見ても当たり前に感じる。

不思議だな。

​ビデオは一生見られないかもと思っていたけど、その当時の日常はあたたかかった。

​結婚式のビデオは、まだ見れないかも。
いつか見れるかな。

​大きくなった子供たちとのんびり暮らす、『今』も好きだよ。

​一日だけ戻りたいな。






最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ここに書いているのは特別な話ではなく、私の日常です。
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