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mikitanishi3
都合のよい課長像
市役所時代はクレーム等の対応をしなければならない場面が多々あった。
私が課長になったときには、まず担当で相手方に対応し、もめそうなら係長が出てきて、それでももめたときや上司を出せと言われたら課長が出ていくという対応をしていた。
しかし、ある年上の部下が「(最初から)課長が出ていかないといけないでしょう?」と言ってきたことがあった。
物事には段階というものがある。
サッカーで例えるならディフェンダー(係)、次にスイーパー(係長)がいて、最後にキーパー(課長)があるのだ。
最初からキーパーが前に飛び出してどうするねん?
最後の守護神が飛び出したらもう壁がないでしょ?
僕がどんなクレームでも対応できるのは、ディフェンダーやスイーパー時代に自分で対応して、ふんばって、ある程度止めてきた経験があるからだ。
クレーム対応の経験をろくに積まずに、課長になったらいきなりクレーム対応できるようになるんですか?
ただ、中には最初からクレーム対応を単独でする課長もいて、そういう課長は「いい課長さん」、「課長の鏡」といって部下たちの評判もよい。
でも、それって人材育成という点ではどうなの?
小火を大火災にならないように初期段階で消化する方法を学んでいかないといけないんじゃないの?
また、課長がそういうことをするから、「課長にならなければクレーム対応や責任から逃れられる」、「課長にならないほうが楽」、という間違ったイメージが広がり、管理職になりたがらない・責任回避の職員が増えるのではないか?
「管理職を目指さない責任を持ちたがらない年上の部下たち」に「都合のいい課長像」を語られ、うんざりとしたことも、早期退職した理由のひとつ。
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