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【英語学習法】シンガロングに行き詰まったら

本記事の投稿日付は9/7ですが、実際にきちんとした記事を上げたのは9/14です。本当はタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator)の来日公演前に上がられたらよかったのですが、すみません。ただ、今年は今後も様々なアーティストの来日公演が予定されているので、これから合唱対策をされる方にも有用な内容かと思います。ご一読ください。

シンガロングの練習をしていて、どう頑張ってもうまくいかないな、と感じたことがある方もいるのではないでしょうか? そうした場合、結論としては「さらに頑張る」しかないですし、それでうまくいくはずなのですが、方法論として下記のことも知っておくといいかと思い、お伝えします。

リズムを気にせず音読してみる

シンガロングにおいては細かい発音よりもリズムを大切に、と常々お伝えしていますが、行き詰まったら逆にリズムは気にせず、一つ一つの単語の発音を再度確認し、しっかり正しく発音してみてください。単語の発音そのものをそもそも誤認していることがシンガロングを難しくしている、ということもありえるためです。ただし、ここでも強勢(日本語で言うところのアクセント)の位置は確認し、強く発音すべきところとそうでないところの区別はしておきましょう。そして、まだ曲のリズムに合わせなくていいですから、リンキングやリダクションやフラッピングも取り入れて、どう発声/発音するのが楽かを口ずさんで試してみるのもいいですね。

たとえばタイラーの

Until I get infatuated with a new b*tch

Tyler, The Creator - Darling, I

だったら、[əntíl ái get infǽtjuèitəd wíð ə núː bítʃ]というのを、まずは1語ずつ正しく発音できるか確認する。そのうえで、

  • untilとI、getとinfatuated、withとaが繋がりうるな

  • getとinfatuatedが繋がるにあたり、[t]は[d]気味にするとスムーズだな

  • infatuatedの後にwithを言うときに噛みがちだから、ここだけ10回練習しよう

というのを確認しつつ、口ずさんで試してみる、といった具合です。

逆にリズムだけを意識して「タ」だけで口ずさんでみる

これもまた一つの方法です。先に挙げたラインであれば、

タタタタタタタタタタタターター

のようになるはずですが、ここからがより重要です。強く発音される箇所を太字にすると

ターター

になるはずです。これを

タタタタタタタタタタタターター

といった具合にすべて強く発音しようとすると、口が疲れるだけでなく間に合わないから、強弱をつける必要がある。井上尚弥選手も強いパンチばかり打つと相手からしたらやりやすいからこそ、強弱をつけてパンチを打つわけですよね(井上尚弥選手、おめでとうございます!)。

上の2つをドッキングさせて、発音記号で確認する

各単語の発音を確認し、曲中でのリズムも確認したら、いよいよ両者をドッキングしてみましょう。すると、こうなるはずです。

[əntíl ái get intjuèitəd wíð ə núː bítʃ]

首を縦に振る、手振りを加えるなどしながら、太字部分を強く、それ以外を弱く発音するように上の発音記号を読み上げてみましょう。スピードはゆっくりでかまいません。ゆっくりでもできるようになったら、もう9割型できたも同然です。じつはシンガロングにおいてスピードがネックになることは少なく(よほど早口の場合を除く)、発音とリズムさえ掴めていれば最大の難所は越えたといえるからです。

もう一度しっかり聴いてみる

「これでもうシンガロングできる!」と曲を再生し、勇んで声を出す前に、冷静になって今一度曲を聴いてみてください。自分でしっかり発音できるようになったからこそ、アーティスト本人がセオリーを外れた発音をしている箇所があれば、そこに気づくことができます。例としては、そうですね、以下の動画で扱った、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の「Not Like Us」のラインなんかが挙げられます。

You better not ever go to cell block one

Kendrick Lamar - Not Like Us

最初の3語がもはや「ユベナ」みたいに発音されていますよね。「あぁ、発音記号どおりに読むと合わせるのが難しいと感じていたけれど、これでいいんだな」と思えるはずです。

再生速度を落としてシンガロングしてみる

これも上の動画でお伝えしたことですね。ドラマや映画のシャドーイングと同様、ここでも再生速度を落として、徐々に合わせていくことは有効だと思います。


それにしてもタイラーの来日公演、「お前らどこに隠れてたんや!」っていうレベルの合唱が起きて最高でしたね。特に「EARFQUAKE」と「See You Again」は見事すぎて、もはや我々のチャンネル要らんのちゃう?と思ったほどでした(笑)。しかし、そうしたなかでもご視聴くださった皆さん、特にコメントくださった皆さん、そして会場で私(Sho Okuda)に声を掛けてくださったお兄さん、本当にありがとうございます。また来日公演合唱対策はやりたいと思います。

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