【英単語】The Weekndらに学ぶjudgeの意味と用例
(注:本記事は2026/6/6に更新しました。)
ザ・ウィークエンド(The Weeknd)の来日公演、楽しみですねー!と思いながら彼の曲を聴いていたところ、そういえばこれ、私(Sho Okuda)は当たり前のように日本語の文章でも使ってるけど、英語ならではのニュアンスを持つ単語だよなと思うものに出会ったため、今回はそれについて書きます。
Who are you to judge?
というわけで、今回のテーマはjudgeです。
この単語は以下の記事でも日本語の文章の中で使いました。
https://note.com/hiphop_eigo/n/n5352558aeaee%0A
皆さん、他人の英語をジャッジしてしまっていませんか? これって精神論じゃなくて実利的な意味でも、英語学習において弊害です。他人をジャッジすれば、そのジャッジメンタルな態度は自分にも適用されます。
judgeという動詞の何がややこしいって、これを辞書で引いたときに最初に出てくる訳語の「判断する」が、まったくもってそのとおりであることが少なくないんですよね。英語と日本語は必ずしも1対1で対応しないよ、という話はここで何度もしていますが、たとえば有名なことわざである“Don’t judge a book by its cover”を「表紙で本を判断してはいけない→人を見た目で判断してはいけない」と訳すのは、まったくもって正しいわけです。
では、どういうときに「判断する」が適切でないか? 上のThe Weekndの例以外にもいくつか例を挙げてみましょう。
I ain’t ’bout to judge you, don’t judge me
これは上掲の記事でも引用したラインですね。「俺は君をジャッジしないから、君も俺をジャッジしないでくれ」と言っています。
See, I believe if God is real, He’d never judge a man
この曲は弊チャンネルでも対訳付き動画を出しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。「神様が本当にいるとして、彼はけっして人(俺)をジャッジしないと俺は信じている」という意味です。
※ ここでのa manは文字どおり「ある1人の人間」と考えてもいいですが、ラップ等の歌詞においてはしばしばこれが一人称代わりにもなりえます。
Do you love me? Do you trust me?
Can I trust you? Don’t judge me
相手が自分を愛し信頼しているか、相手を信頼してよいのかを問うとともに、「俺のことをジャッジしないで」とも言っています。
4つの用例を見たらニュアンスが掴めてきましたかね? そうです(?)、judgeには人を悪いように決めつけて評価を下したり切り捨てたりするような、そんなニュアンスがあるわけなんです。辞書には先述の「判断する」と並んで「批判する」などの訳語が載っていることも多いですが、「批判する」というと大抵の場合、その相手に批判の言葉を届けることも含まれますよね(e.g. 僕のBr**king D*wn批判)? それだけではなく、静かに自分の中で切り捨てることもjudgeには含まれます。ですから、冒頭のThe Weekndのリリックでいえば、「俺をそんなふうに決めつけて切り捨てるなんて何様のつもり?」という意味になるわけです。なお、そのリリックからもわかるとおり、judgeは自動詞としても使えます。
もっとも、マインドフルネスに造詣の深い方であれば、このjudgeの使い方にはすでに慣れ親しんでいるのではないかと思います。「ジャッジメンタル(judgmental)な態度を手放そう」みたいなことがよく言われますからね。
生きていればどうしても誰か/何かをジャッジしなければならない場面が出てくるかとは思いますが、それでも極力、人や物事をジャッジしないでいたいものですね。そう、呼吸とともに😌🍃
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