【じーじは見た!】後編:渡辺創太さんの次は渋澤寿一さんの里山資本主義⁉
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです!
渋沢栄一さんの曾孫さんである渋澤寿一さんが唱える「里山資本主義」を一緒に見ていきましょう。
本編は後編です。前編から見ていただけると話が繋がります。
✅江戸の飢饉を乗り切った栗山⁉
▼渋澤寿一さんが里山の説明をするのに栗の林の効用を語っているところにURLをセットしてあります。

江戸時代の飢饉をしのぎ一人の餓死者も出さなかった秋田県のとある中山間村の話から栗林の効用を解説する流れで使われた資料です!
栗は、上記のように結構カロリーが高く、栗林1町(1ha)の伝承が家1軒(家族10人)の飢餓を乗り越える財産となっていたのです。
✅吉野杉の森は6世代、7世代が紡いできた財産⁉
この写真は立派な杉の木👇の森です。

植林をすれば森林は再生すると言っても直ぐには戻らない!
この森の立派な吉野杉を伐採して、再植林してもこの状態に戻すには人生100年時代であっても3~4世代待たないと再生しません。
戦後焼け野原だった日本の森林を杉や檜を植林して今や森林大国の日本ですが、この財産を伝承する再植林はされずに人工林は減り続けています。
50年後の11齢林(1~5年生が1齢林つまり11齢林の樹齢平均は52.5年)の人工林面積は、7万ha(現在の159万haから激減)であることは、既に分かっている未来なのです👇 でも未来は法律やルール次第で我々の力で変えていけます😊

これは講演資料ではなく、じーじが森林白書から抜粋してきたものです。
✅里山資本主義を目指して⁉
さて、江戸の昔より日本人は森林と上手に付き合いながら、飢饉にも耐えてインクルーシブな地域を形成してきたのです。
ところが現代社会の典型的な山間部の過疎地域では、地産地消経済が回っていなかくなって過疎が止まりません。

58億円の家計収入の内、地域内で収入を得ているのは8億円
収入の内、域内消費に回るのは僅か3億円!

これからは「地域内循環経済」を構築していくことがインクルーシブで持続可能(サステナブル)な地域づくりのキーワード⁉

特にエネルギーの自給自足は重要で樹木の持続的な活用を日本中で考えていきましょう⁉
市域の8割が森林であることから、その資源を生かした「木質バイオマス利活用」の取り組みが注目を集めています。中でも、オール真庭でのバイオマス発電所(平成27年4月から稼働。出力約10,000キロワットで、市内一般家庭の電力使用量を賄える発電量!)や新建材CLTによる林業・木材産業の振興、新たなバイオマス産業の創出など、更には地域における資源を活用する地域振興会社を設立するなど、地域の活性化と豊かさを図り、「里山資本主義の真庭」をめざしております。
江戸の昔、寺子屋文化は識字率で当時の世界一をもたらし、江戸は当時世界一の人口集積地、そして誰かひとりが富を独占するのではなく、みんなで分かち合う里山文化という「世界がうらやむ」文化もありました。
明治維新によって西洋列強に追いつけ追い越せで学んだ資本主義は資源を求めて戦争へと駆り立て、戦後は、里山文化が排他的ムラ社会「企業ムラ」に変化していきました。
家庭内役割分担と規格大量生産に向いた人材育成教育を背景に男性がしゃにむに働き女性は家庭で育児に励み、一時は世界第2位の経済大国「ジャパンアズナンバーワン」にまで登りつめました。
しかし、その後は30年以上無成長に陥り、先進国の仲間入りを果たしたと思っていたのに今や「衰退途上国」と揶揄される始末です。今や管理職給与ではアジアの新興国(発展途上国)にも追い抜かれて、衰退途上国まっしぐらです。
この閉塞感を打破する方法論を日本政府は打ち出せていません。教育改革も口だけで、未だ道半ばです。
今こそ世界に誇れた江戸文化を取り入れた「里山資本主義」の時代ではないでしょうか? そんなことを渋澤寿一さんは訴えておられるのではないかと思いました。
里山資本主義、じーじの解説よりも講演の動画を見てもらった方がもっとよく分かると思います。とても考えさせられるテーマだと思います。
よろしければ是非動画をご覧ください。
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▼じーじも日本の人工林(植林資源)の減少に警鐘をならす記事を投稿してきました。こちらもよろしければご覧ください。
▼また、里山資本主義をテーマにした訳ではありませんでしたが、エネルギー問題を先取りして日本人に合った電力の地産地消を訴えたシリーズのサイトマップも付けておきます。お時間がある時にどうか読んでみてください😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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▼「じーじは見た!」シリーズのサイトマップができました。
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