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生徒とともに創り出している学習法– Mini Story Method の3ヶ月

3ヶ月前、ある生徒のために Mini Story Method を作りました。会話が苦手というより、文章を組み立てるのが苦手で、助詞の使い方にも課題があった彼女のために、何か効果的な方法はないかと考えたのがきっかけです。このメソッドでは、ストーリーを作りながら日本語を学んでいきます。最初は、ほかの生徒にも試してみましたが、今はこのメソッドを作るきっかけとなった彼女とだけ続けています。
もしかしたら、もう1人の既存の学生ともこのメソッドをするかもしれません。それもあり、今日は新しく改訂版を作り、先ほど学生へ送ったところです。


すぐに結果は出ないけれど

最初の頃は、なかなか目に見える変化はありませんでした。助詞の間違いは続くし、スムーズに話せるようになったとも言えない。けれど、3ヶ月経つと変化がはっきりしてきました。音読が以前よりスムーズになり、漢字もよく覚えている。そして、まだ間違えることはあるものの、助詞の誤用が減ってきたのです。この変化は、文法レッスンでのスモールトークや、レッスン全体を通しても感じることができました。

自分に関するストーリーだからこそ

以前、彼女は1ヶ月間の音読チャレンジをしていました。その後も毎日ではないものの、音読を続けているそうです。Mini Story の宿題以外にも、ブログを読んだり、NHK の記事を読み始めたり、Podcast を聞いたりもしているとか。学習の幅が広がっているのを感じます。

このメソッドは、私が韓国語を学んでいた時に受けた TPRS レッスンがヒントになっています。でも、違うのは「自分に関するストーリーを作る」こと。自分自身の話を日本語で語ることで、言葉が自然に馴染んでいくのです。

もちろん、学んでいない文法が出てくることもあります。でも、そのときは「これはまだ勉強していないけれど、後で学ぶよ」と伝える程度にしています。文法の説明を最小限にし、文脈の中で覚えてもらう。そうすることで、知識がより深く定着するのではないかと感じています。

また、レベルより少し上の語彙も取り入れています。ストーリーの中に自然に登場する語彙なので、無理なく覚えられる。自分の話に出てくる言葉だからこそ、使えるようになるのだと思います。

変化してきた3ヶ月

このメソッドが彼女の学習スタイルと合っていたのかもしれません。文系の人には、この方法が合っているのかも?!彼女にとって、ちょうどよい挑戦になっているように感じます。

この3ヶ月間、生徒と一緒に試行錯誤しながら、Mini Story Method を少しずつ進化させてきました。土台となるメソッドはありますが、実際にやってみると、最初の想定通りには進まないことも多くて。笑

最初は30分で1ストーリーを作り、Q&Aまで終わらせる予定でした。でも、それが思った以上に大変で…!そこで、2回に分けてやることにしました。

1回目ではストーリーを作成し、語彙リストやストーリーを活用して、次のレッスンまでにインプットを行う。2回目では、1回目のストーリーをもとに Q&A(私も韓国語の先生のように、もっと質問力を磨きたい…!)、スクリプトなしで話す練習、そしてレッスン後の復習の宿題まで。笑

このプロセスは、レッスンを進めながら生徒と話し合い、少しずつアイディアを追加してきました。

今後の展望

今のところ、このメソッドは一部のレッスンでのみ試していますが、今後は Mini Story のコースとして提供することも考えています。文法の学習と並行しながら、より実践的な形で日本語を身につけてもらう。そんな形が作れたらいいなと思っています。

語学の学習は、ただ「覚える」だけではなく、「使う」ことが大事。Mini Story Method を通して、もっと多くの生徒が日本語を自分の言葉として話せるようになってくれたら嬉しいです。

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