第1話 なぜダイエット商品は売れ続けるのか?|【なぜ人は○○に惹かれるのか?】

つけて寝るだけで。
履いて歩くだけで。
着るだけで。
食べるだけで。
飲むだけで痩せる。
ああ、いったい、
どれくらい痩せる方法があるのでしょうか。
私も信じて、いくつ手を出したことやら。
体重?
全然変わりません。
私はいつになったら、痩せられるのかあ?
う~ん、たぶん無理。
なのに、また、買ってしまうのです。
なぜなら、
ダイエットって、たいへんだからです。
*食べたいものを我慢しなければならない。
甘いものや、脂っこいものが好きな人には酷でしょう?
*運動を続けなければならない。
体を動かすことが苦手な人や年配者にはきついでしょう?
*毎日体重の変化を気にしなければならない。
朝から晩まで忙しい人には、たいへんでしょう?
そんな地道な努力より、
「これを飲むだけで痩せる」
のほうが、ずっと魅力的なのです。
ダイエット商品は、言ってみれば近道。
地道な努力は、遠回り。
もし、同じ目的地に到達できるなら、
近道のほうがいいですよね。
ただし、近道には、きっと
多少のリスクがある。
それは、わかっているのです。
ダイエットだけではなく、
勉強も、
お金も、
人間関係も。
苦労しなくて済む方法があるなら、
誰だって知りたい。
ダイエット商品が売れ続けるのは、
私たちが怠け者だからではなく、
希望を捨てきれないからなのかも。
もしかしたら、私たちは、
ダイエット商品を買っているのではなく、
「今度こそ変われるかもしれない」
という希望を買っているのかもしれません。
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