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第10回(最終回):大人も学びたい!中学生からの租税教育

 今回(最終回)は、『税から紐解く、歴史と現在 ⑨税の使い方と日本の政治』についてお話いたします。一緒に楽しく勉強していきましょう!

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 これまで「税の集め方」の説明してきましたが、最終回では「税の使い方」について説明します。集められた税はどう使われるの?・・・主に3割以上が『社会保障』に使われます。他にもご覧の通り、教育・公共事業・防衛等にも使われています。

 では税の使い方はどう決めていくのか?まず用語の説明に入ります。
 税の使い方のこと予算と言います。税は国で使われるものと、自治体で使われるものがありますが、ここでは国の予算を見ていきましょう。

 日本の国の予算は1年ごとに決められますが、その会計期間は4月から翌年3月になります。7月ごろから次年度にはどれくらい税が必要か、それぞれの省庁が必要な金額を計算します。これを概算要求と言います。財務省が各省庁と調整し、まとめたうえで内閣に提出します。
 この財務省原案をもとに、12月に内閣が予算案を作成します。

 予算案1月からの通常国会で、国民が望む使い方になっているかどうか、国会の議論を通してチェックされます。ところが与党と野党が対立して、予算がなかなか決まらないことがあります。3月末までに決まらないと、税が使えなくなるので、とりあえず仮の予算で支出します。この仮の予算を暫定予算と言います。

 最後に、予算と税のチェックについてご紹介します。
 先ほど触れた、内閣が作成した予算案を、国会でチェックします。国会でチェックすると言いましても、国会の本会議とは別に予算委員会で議論を深めていく訳です。あとは会計検査院でもチェックされます。

 以上『大人も学びたい!中学生からの租税教育』を全10回に分けて説明してきましたが、大きく前編・中編・後編と3つのパートに分けて振り返ることが出来ます。まず前編の基礎知識では、国税4法の概要を見てきました。
つぎに中編の税法の概要では、憲法をはじめとする税の仕組みを見ていきました。最後に後編の歴史と現在では、日本の国会等、政治の仕組みも紹介し「税の使い方」にも触れてきました。

税が分かれば社会がわかる!」をスローガンに解説してきましたが、
 ・学生の皆さんには、将来困らない税金の知識
 ・社会人の皆さんには、お手軽に学び直す知識
を得るきっかけになれば嬉しいです。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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