我が家にNetflixが導入された
奥さんがNetflixを我が家に導入してくれた。
Amazonプライムとの両刀づかいでどれだけ堕落した生活が送れるか楽しみだったのだけど、意外にも、とある番組にはまって、自分を変えたくなってしまった。
「クィア・アイ」という番組をご存知ですか?
ゲイの5人が、イケてなかったり、悩んでいたり、葛藤している男女のところへやってきて、ワイワイガヤガヤする番組なんだけど、毎回泣かされる。
5人はそれぞれの分野でプロフェッショナルとして活躍していて、ファッション担当、カルチャー担当、インテリア担当などが、得意分野を生かして新たな生活の方法をレクチャーしていく。
奥さんが先にはまり、僕もはまりました。
毎回、外見だけでなく、内面から変わろうとする人の姿に励まされる。
外見はきっかけに過ぎず、また、習慣として身につければ内面を保つための規律となる。
僕は、道を歩くのがとても苦手です。
なんでかというと、生活の中で、一番イライラするからです。
避けない人、道を塞ぐ人、タバコの臭い、予測不能な子どもの動き、笑い声、話し声、電車の中では誰かが足でリズムを刻んでいるのも気になるし、袖が触れるのも嫌だし、降りようとした時にこちらを無視して乗り込んでくる人はムカつくし、延々と髪をいじくってる人も気になるし、端っこの席に座った時にはドアの脇に立たないで欲しいし、とにかくもう気に障ることしかない。
昔はそんなんじゃなかったのに、なんだか、最近、手の施しようがないほどになってしまった。
なんでこんなにイライラしてしまうんだろう、他人に対して攻撃的になってしまうんだろう、人が正面から歩いてきたら避けなきゃと思うんだけど、なぜか「そっちが避けろ」と思ってしまう。
性格が悪い、で片付けるべきなのかもしれないけれど、でも、行き着くとこまで行き着いてしまった感じで、もう治らない病のように、僕を蝕んでる。
「クィア・アイ」で、これまでの地味な服を脱ぎ、明るい色を得ていく人を観ていて、ふと、こんなことを思った。
僕も、少し明るい服を着てみようか。
これまでずっと黒ばっかりだった。
全身真っ黒。
上から下まで。
もちろん、汗っかきだから、汗が目立たないようにとか色々と理由はあるんだけど、黒い服がもしかしたら、攻撃的になってしまうことに関係しているんじゃないかなって思った。
明るい色を身にまとって、心を開きたい。
他人に対して、翌日は絶対に会わない人に対して、笑顔でいたい。
黒い服でキュッと引き締めているより、もう少し開放的でいたい。
ちょうど春だし、新しい服を買うには良い季節なんじゃないかなと思う。
ハードなワークで図らずともシェイプアップされた今の体型なら、それほど着る服を選ばないでしょう。
身だしなみにも気を使って、しっかり髭も剃って、清潔な格好をしたい。
仕事中は油と汚れにまみれるけれど、身なりだけはきれいに保ちたい。色が落ちてグリスの白い染みがついたズボンはやめたい。
自転車を組んだり直したりする職人でありつつ、自転車を売る営業マンでもあるわけだからね。
まぁ、きちんとしてなくてもいい。
おしゃれの正解を常に体現しなくても構わない。
個性を出せるかどうか。
自分の中の憎しみを、ファッションや身なりを整えることによって、溶かして消してしまうことができるかどうか。
なんだか楽しそうな、日々の始まりである!
