東京36度? 母は大丈夫か?
妹は岐阜に行っているらしい。
あまりに暑いので、母の様子が心配になり、午後1時すぎに電話をかけてみる。
母はスマホをどこに置いたか、すぐ忘れる。スマホにかけてつながる確率は低いので、だいたい固定電話にかけている。
リビングのいつも座っているテーブルのそばに電話がある。だから、家にいればほぼ確実に固定電話につながるはずだけど。
おかしいな?
「もしもし〜」電話口で呼びかけても、受話器をとった相手から返事がない。
母はいるのか? 暑さで声が出ないとか?
「もしもし〜誰かいますか? 大丈夫?」
呼びかけること5分。電話口の相手はずっと無言である。これは、逆・無言電話か?
沈黙に耐えられず、いったん電話を切る。
電話をかけて受話器をとる人が存在する。一人暮らしなので、それは母である可能性が高い。
では、話ができない理由はなんだろうか?
もう一度かけてみる。
呼び出し音が鳴る。誰かが受話器をとる。
しかし呼びかけても、一言も話さない。
背後から、かすかにテレビの音が。
電話口の向こうに誰かがいることは間違いないようだ。
電話の音量調節がこわれてしまったのか?
困ったときは、なんでもAIに相談する最近の私。
こんなとき、どうすればいいんですか?
『電話口で無言の場合、状況によっていくつかの対処法が考えられます。
まずは落ち着いて状況を確認する
「もしもし?」と再度話しかける: 相手が聞こえていない可能性があるので、まずは優しく呼びかけてみましょう。
少し間を置いてみる: 相手が何かを考えている、または回線が不安定になっている可能性もあります。数秒待ってみることで、相手が話し始めるかもしれません。
自分の声が聞こえているか確認する: 自分のマイクがミュートになっていないか、音量が小さすぎないかなどを確認しましょう。
相手に不快感を与えないように、丁寧な言葉遣いを心がける。
長時間無言が続く場合は、無理に会話を続けようとせず、電話を切ることも検討する。
個人情報や機密情報は絶対に伝えない。
状況が分からない場合は、まずは落ち着いて「もしもし?」と話しかけ、相手の反応を待つのが良いでしょう。』
確かにそうですよね。
電話に出たのが母なのか、別の第三者なのか、確信が持てなかった私は、ひたすら「もしもし」を繰り返した。
自分のスマホがミュートになっていないことも確認。
それでも、なお電話に出た相手からは、なんの反応もない。暑さで耳が聞こえなくなっているのだろうか?
最終手段として、固定電話をあきらめ、スマホにかけてみる。普段はつながらないことの方が多いのだが。
さいわいスマホは無事につながった。
さっき電話したとき、返事をしないから切ってしまった、と伝えると、詐欺の電話だと思っていた、と母。
私はいつも朝ご飯の後で電話をするので、こんな日中にかけてくるはずがない、と母は考えた。
89歳の母の耳は、もう都合の悪いことは聞こえない仕様になっている。
一回、詐欺だと思ったら、相手の声をシャットアウト。高齢者は思いこみが激しいところがある。
何回かかってきても一切返事をしないで、相手が電話を切るのを待ったそうだ。しっかりしているのか、頑固なのか。
耳の調子は心配だけど、とにかく無事で良かったです。
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