番外編:2002年(6月)のうどん旅行
アメリカ駐在中の「旅」の記録じゃないです。
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2017年の聖地巡礼の回には、その前(そもそも讃岐うどんマニアだった)があったというお話(その1)。第1回:聖地巡礼うどんツアー。
キッカケ
僕と「讃岐うどん」との出会いは小学生の頃、親がお中元に頂いた「かな泉」のギフト箱だったと記憶している(日本全国に讃岐うどんを広めた功績とは裏腹に、丸亀製麺などの増えすぎたセルフ店との競争について行けず、2014年に倒産した)。ともかく、独特の食べ方「釜揚げうどん」をそのときに知った。

(1999年頃)何やかんやあって召喚魔法によって高松で卒論を書くことになった。高松市内のチャリ圏内での巡回程度とは言え、うどん三昧。振り返れば当時、すでに香川県内では「うどん屋巡り」が流行っていたが、いわゆるS級店巡りはセズ。でも、このとき本格的に「セルフうどん」にハマった。まだ首都圏には、丸亀製麺もはなまるうどんも無かったハズ。
ちなみにこの頃が第3次 讃岐うどんブームと言われている。時同じくしてハマり度合いを深めたのが、さとなお氏の「うまひゃひゃ讃岐うどん」だ。最初は元原稿「さぬきうどんをCHAIN EATING!」をネットで読んでた。名著「恐るべき讃岐うどん」よりも先にコッチだった。
知識も得たし、社会人にもなった。じゃあ行ってみようってコトで、当時大阪在住だった友人らを誘って瀬戸大橋を渡って行ってみたのが2002年6月。僕の本格的なうどん巡礼(1回目)はこうして始まった。
2002.6.22 Day1
①彦江製麺所 (坂出) 2010年に廃業

まあ製麺所なので「作業所」と言われれば、ワカランでも無い。
学生以来、数年ぶりに訪れた高松での本場の讃岐うどんの一発目に、いきなり上級クラスの「製麺所でのセルフうどん」をチョイス。(初)高松でのうどんな友人達も道連れ(笑)。いろいろ不慣れだったこともあって、衝撃の数と量が凄かった。何よりもすさまじい旨さの出汁とコシの強いうどんに打ちのめされたのを覚えている。僕が学生の頃に高松市内で食べて「うめぇ」って言ってたのを遙かに超えてた。S級ってすげぇ・・・。
かなり住宅地に埋もれた立地の製麺所で、近隣住民が「麺売ってくれよ~」から製麺所での玉売りが始まったらしい。その反動か、ブームで人が集まりすぎて近所迷惑を気にしての廃業と聞く。現在「彦江」の屋号で営業している店とは関係ないらしい。
彦江製麺所に関するネット記事
彦江製麺所(食べログ)
恐さぬS級店(10店)のうちの一つ
②山越 (綾歌)

どんどん増えた周辺に駐車場の数に人気ぶりを見ることが出来る。

2軒目は「釜玉うどん」で名高い山越だ。俗に発祥の店として名前が挙がる。メニューに載せたのが最古と言うだけで、食べ方としては既にそこら中で存在していたのが真相らしいが、なぜか山越で食べる釜玉はいつも旨い。
山越うどん (食べログ)
恐さぬS級店(10店)のうちの一つ
③山田家

ガチ目の一般店。ファミレスみたいに写真付きのメニューがある。セルフで製麺所のお店とは偉い違い。さて、山田家と言えば「釜ぶっかけ」。
・釜ぶっかけ
・ぶっかけ
・ザルぶっかけ
とぶっかけが3種類もあるのはココくらいだし、何よりも釜ぶっかけがあるのもココくらいだったはず。1日目はこの後に金比羅さんに登って終了。
2002.6.23 Day2
④三宝 (栗林) 2007年に閉業

琴電の栗林駅の前にあった三宝。全然、有名店では無いけど、立地の良さから日常的に愛されていたお店。99年の時によく来ていたお店。残念ながら、朝から営業はしていなかった。(当時は「恐るべき讃岐うどん(全店攻略)」なんて便利な本も無かったし、インターネットはあったけど、食べログのサイトもGoogleマップも未だ無かった。かすかなネット上の情報を頼りに、住所だけをカーナビに入力してうどん店を巡っていた時代。どの店がいつ定休日で何時に開店するかは、行ってみないと分からないことも多かった。
⑤宮武 (琴平)2009年に閉店


後の2006に公開される、映画「UDON」の大将のモデルである宮武一郎氏がやっていたお店。俗に「宮武ファミリー」と言われる名店群の祖だ。また、「ひやあつ」なののメニューの発祥でもある。そんな店はマストで訪問だ。
エッジが効いてコシも強く、イリコ出汁が「冷や」も「熱」も超旨い。
宮武:琴平 (食べログ)
恐さぬS級店(10店)のうちの一つだった
宮武の系譜については濃いので、そのうち見聞きした情報を別途まとめてみるつもり。意志を継いでいるお店情報はそちら。
⑥山内


山内うどん店(食べログ)
宮武ファミリーの一角。山奥で薪釜を使ってうどんを茹でることで有名。強烈なコシを堪能するには「ひやひや」でいきたい。ムラというかバラツキがあるので、その人に合うタイミングに当たるとハマる。
⑦小縣屋


元祖しょうゆうどん 小縣家(食べログ)
おろしうどんを注文すると、各々に大根1本とおろし金が出てくることでお馴染みの小縣屋。おろし醤油で頂く。
⑧長田in香の香

釜あげうどん 長田 in 香の香(食べログ)
釜揚げうどんと言えば長田。長田と言えば釜揚げうどん。(他にも釜揚げで有名なところはあるケドね)
⑨ぴっぴ庵 (閉店)

ゆずぶっかけ が旨い店だった。
⑩山下うどん店(坂出)

香川県内に「山下」と名のうどん屋は複数ある。その内の1つである、坂出の山下。ここも薪釜で、うどん茹でをやっているお店。名物のかき揚げ目当てで訪れたのだが、ボクらが到着したときは麺切れ終了で食べれず。残念。
大阪を出て、1泊2日で10軒のうどん店をハシゴした。初の聖地巡礼としては標準的かなぁ。讃岐うどんの多彩さに、ただ驚きっぱなしだった。
