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素晴らしきかな、植物の世界(エッセイ)

先日、NHKで、
超・進化論というのをやっていた。

もともとダーウィンの進化論には
懐疑的な私。
その時は、植物の土の下の話で、
鳥肌がたつほど、ストライクだった。

私がかつて勤めていた
パルプ会社もそうだったのだが、
森林保護のために、伐採・植林を
繰り返していた。
古い樹は二酸化炭素を酸素に
変える力が弱くなるから、
常に新しい樹に植え替えるのだ、と。
(しかも成長の早い、アカシアに限っていた)

なんだか、ずーっと腑に落ちなかった。
だって、人間が出現する前から
樹林はあったんだし。
なんか、人間都合のような気がしていた。

そして、先日みた、番組。

樹は地下で、根に細菌をもつことで
土から栄養を得ているらしい。
そして、葉っぱで光合成した
エネルギーを細菌に送って
地上と地下でWin-Winな関係を
保っているらしい。

だから、日陰の木も、近くの大木から
根っこの細菌から栄養をもらっている。

細菌が通ることのできる壁と
プラスックの壁を使って
光合成と根っこの実験をしていた。

私は、心底、納得した。
植木鉢では育たないものが
庭ではぐんぐん育つ理由がわかった。

そうか、植物は地下で、
コミュニケーションを取り合ってるのだ、と。

私のベランダでは、
山ぶどうがあるのだが、
小さな芽が出て、すくすく育ってたのに
他の鉢に植え替えると、とたんに
枯れてしまった。
あれは、母体の樹から、根を通じて
栄養をもらっていたからに違いない。

庭のない私は、寄せ植えという
アイデアを考えた。

葉が落ちて、光合成が
できなくなっている植物(根はある)
に、小さいけど、葉も根もある苗木を
寄せ植えしてみた。

去年、メルカリで、根つき10株
300円だった、小さな苗を、いろんな
所に植えてみた。

さて、根の細菌さんが働いてくれるか
どうか。楽しみ。

それにしても、前々から畏怖の念を
もって接していた植物に、
ますます頭が下がった。


元気がなくなったリンゴの苗の横に。



根はあるけど全滅したマドカズラの両脇に。



葉のなくなったノウゼンカズラの横に。

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