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2026F1第5戦カナダGP感想。~ラッセル悲劇のブラックアウト~

こんにちは!
ゲーム実況もできる作曲者?それとも、作曲もできるゲーム実況者?はたまた、ブログライター?オンラインゲーム『キャラフレ』を拠点とするネット活動者・氷河火露也です!
今日は、僕の趣味の1つであるF1のレースレビューを書いていきます。

【前回記事】

※前回のマイアミGPの記事、間違えてタイトルを「第4戦日本GP」と書いていました。失礼しました!(訂正済み)

5週のインターバルがあったマイアミから、さらに3週間のインターバルを経て、カナダへ。
ただ、筆者的には5週のインターバルは創作が多忙すぎる時期、3週のインターバルの間は多忙に加え、メンタルを崩していたのでこのインターバルに助けられたとともに、「ギリギリ今なら時間作れる」ってタイミングでのレースでした。
それに加えて、刺激的なレースになったことが元気を取り戻す一因となりました。

今戦の舞台は、F1の中でもマモノがいることでおなじみのジル・ビルヌーブ・サーキット。
ウォールに囲まれており、ミスして壁にぶつかったり(ミハエル・シューマッハー、デイモン・ヒル、ジャック・ビルヌーブの3人が同じレース中に最終コーナーの壁に突っ込んだことにより、『ウォール・オブ・チャンピオンズ』と名付けられた壁は有名です)、雨絡みのレースも多く、セーフティカー出動率も非常に高いです。

スプリント予選では、アストンマーティンのアロンソが中団グループと争う速さを見せます。
パフォーマンスに注力できるようになり、何かを見つけ出してきたか。
しかし、アタック後にクラッシュしてしまい、本当のパフォーマンスを知るのはお預け…。
最速は久々にラッセルが記録するも、アントネッリが肉薄。カナダを得意とするハミルトンの好調さにも注目が集まります。

スプリントレースでは、メルセデス勢がスタートをようやく無難に決め、ワンツーでレースをスタート。
ペースの勝るアントネッリが一刻も早く仕掛けようとするも、ラッセルに押し出される格好となり、無線で不満爆発。
その怒りが焦りとなったか、今後は自らコースオフを喫してしまい、ノリスに先行を許してしまいます。

アロンソは1周目にダメージを負ったらしく、期待したペースを発揮できないレースに。それと対照的に、今度はキャデラックのペレスがレーシングブルズ・アウディ・ハースといった中団チームとバトルの末、11位フィニッシュ
スプリントとはいえ、レースでいえば入賞一歩手前というのは印象的すぎます。
ただし、そのためには押し出してまでポジションを守らざるを得ず、ペナルティで降着。
チームはそこまでしなくても戦えるマシンに進化させたいところ。

予選ではある程度各チームがセットアップを理解したため、ある意味予想通りではありますがアロンソはQ2には程遠い結果に。
しかし、18番手アルボンと0.35秒差程度であり、コースが短いとはいえ今季ベストの予選であることは間違いないです。

心配だったのはスプリント好調のラッセル。無線で「クルマが昨日よりも乗りにくくなった」と語り、Q2でもタイムは振るわず。フェラーリのルクレールも精彩を欠きます。
Q3進出メンバーにリンドブラッドコラピントが入ったのは印象的。
アルピーヌはアップデートを入れてからガスリーがマシンに手を焼く一方で、コラピントは安定した速さを見せています。

Q3ではラッセルが1回目のアタックでミスをしてアタックを断念。そのためか、2度目のアタックでは誰よりも早くコースイン。ああ、これは無難なクリーンラップを出しておく戦略…大一番で、ラッセルのポールはなくなったか…と思ったところ、何と同じタイヤで2度のアタックをする戦略だったようで、アントネッリを最後の最後に逆転。
「そのほうがタイヤに熱が入れられて、結果的に良かったのかな…?」と思いつつも、ドラマチックすぎる結末となり、ラッセル×メルセデスはこれで3年連続のカナダGPポールポジションとなりました。

決勝では、リンドブラッドのマシンがスタートできず(レースでの走りを見たかった…)エクストラ・フォーメーションラップ。さらに、回収が1周では間に合わず、もう1周のエクストラ。
濡れた路面状況でマクラーレンなどはインターミディエイトタイヤを選択。
ドライとインター、どちらが正解かわからないような状況で、3台に1台ぐらいはインターを履いている異例の状況に。
スタートしてみると、インター勢のスタートが非常に良く、メルセデス勢の隙間を縫うような形でノリスがトップに。
しかし、雨脚は強まらず苦しい状況になり、早々にマクラーレンの2台はピットインしてしまいます。

ピットイン後、ピアストリは前のマシンとバトルしていたら2台前のアルボンに突っ込んでしまいます。
去年の角田に似たクラッシュとなってしまい(去年の角田は「ちょん」ぐらいで、今回のピアストリは「ドゴォォォ!」って感じですが…)、ペナルティで入賞争いから脱落。
一方のノリスは芝生がマシンにくっついてしまい、取り外すために追加のピットイン。最終的には入賞圏内にいたのにギアボックスのトラブルでリタイヤ。マクラーレンにとっては、踏んだり蹴ったりの日曜日に。

トップのメルセデス2台は名勝負を繰り広げていましたが、かなりギリギリのバトルも多く、このままいけば最後のほうでとんでもないことが起こりそう…と思っていました。(要するに、ぶつかりそうってこと)
ラッセルはマシンコントロールに苦戦しており、その隙をアントネッリが突こうとするのですが、ラッセルのほうがバトルは一枚上手で、首位を守り続けていました。

そのバトルを最後まで見届けたかったのですが…無情にも、ラッセルのマシンが突然、ブラックアウトしてしまいます。
このレースに懸ける思いが強かったであろうラッセルは激怒。ヘッドレストをコース上に投げ捨ててしまいます。(当然、FIAに怒られて罰金)
本当に、ラッセルの心情を考えれば胸が痛くなります。
ようやく自分の番が来たと思った年に逆風に見舞われ続け、ようやく自分のレースだと思ったタイミングでしたからね…。

レース最後のバトルは、フェルスタッペンvsハミルトンの2位争い。
この2人のバトル…嫌な予感しかしませんでしたが(フェルスタッペンはなぜかハミルトン/ノリス相手だと強引なディフェンスになりがち)クリーンな王者同士のバトルとなり、大熱狂のレースエンドに。

その後ろでは、ハジャーがルクレールがあわや追突するような進路変更をし、10秒ペナルティ。それに加え、イエローフラッグ時の原則不十分により、ストップ&ゴーペナルティという重いペナルティを受けてしまい周回遅れに。
後ろとの差が大きすぎて5位に留まりましたが、ハジャーはどうにかクリーンなレースを送りたいところですね。ルクレールと争えたので速さはありそうでしたが。

ここ2レースを終えて、確実に春休みで速くなったように見えるのはアルピーヌとウィリアムズ
(もちろん、後方のアストンマーティン&キャデラックの前への追いつき具合も劇的と思います)
特に、コラピントのここまでの好調は誰が予想したでしょうか。
願わくば、不運な接触でレースを終えてしまったウィリアムズ・アルボンにもいい運気が回ってきてほしいところですね。

さて、チャンピオンシップはアントネッリの43ポイントリードというラッセルにとっては厳しすぎる状況になりましたが、去年もノリスvsピアストリで同じようにノリスにマシントラブルが出て、ピアストリに大量リードされてしまう…という出来事がありました。去年は記憶では35ポイント前後の差だった気がします。ただ、今回はそれよりも大差かつ、ノリスが失ったのは2位でしたから、絶望感がより強いのは間違いないです。

ラッセル目線、フェラーリやマクラーレン、レッドブルがレースで競争相手となってくれれば追い風になり得ます。
去年のノリスは、ノリス2位、ピアストリ5位みたいなレースを続けることで差をぐんと縮めましたから。
ただ、ライバルはもちろん自分のチャンスを奪う可能性もあるので、ラッセルにはかなりの集中力が求められることは間違いありません。

もしこの時点で、「決まったな」と考える人がいたとすれば、かなりナンセンスです。
去年のマクラーレンのように、アップデート後に急にラッセル好みのマシンになる可能性だってあります。もちろん、その逆も然りですが。
これ以上ないどん底を味わったラッセル。しかし、ここで腐るような精神力の持ち主でないことは今までのキャリアで既に証明しています。
これ以上、ラッセルに不運が出て、チャンピオンシップに水を差さないことを願うばかりです。
去年にも言えることですが、やはりチャンピオンはトータルの実力で決まってほしいものですからね…。
(ここまでの5戦を見る限り、アントネッリにチャンピオンにふさわしい実力があることもまた、確かです)

というわけで、今回のnoteは「2026F1第5戦カナダGP感想。~ラッセル悲劇のブラックアウト~」でした。
次回のnoteでは、「」です。

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