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『50代から始める知的生活術 「人生二毛作」の生き方』

『思考の整理学』で有名な外山滋比古先生が「人生の二毛作」について書いた本です。

人生の二毛作

この概念、好きなんですよね。もともとは、外山先生の『こうやって、考える。』を読んだときにこの言葉を知りました。

本書は、この「人生の二毛作」について先生の考えを詳しく書いた本になります。

実は、先生自身は自分の話はしたくなかったのだけど、人生二毛作のお手本がないから、しかたなく書いたんだとか(笑)


一緒に学びましょう!💪


「人生の二毛作」とは?

念のため二毛作の意味を書いておくと、

同じ耕地で1年の間に2種類の異なる作物を栽培すること

です。同じ作物だと二期作なので、「異なる作物」であることに意味があるのです。

この「二毛作」の人生バージョンが「人生の二毛作」ということです。

ちょっと私なりの解釈を加えますが、

ライスワークって言葉がありますよね。人生の一毛作目って「米づくり」なんだと思っています。

でも、米づくり(ワイスワーク)ばかりじゃつまらない。だから違うものもつくろうぜ(ワイフワーク)、というのが先生の主張だと思っています。

個人的には三毛作でも四毛作でもいいと思っていますし、それをやりたい!

ちなみに先生の提案としては、一毛作目の「得意」に固執しないで「ガラッとおもむきを変える」のがいいそうです。


タイトル補足

もしかすると、40代以下のかたは、

50代から? じゃあ、私はまだ大丈夫だな

そう思っていらっしゃるかもしれません。

本書のタイトルは『50代から~』となっていますが、実は本の中では「30代から」のことが書いてあります

そうなんです。若いころからの準備が大事なのです。

あと、「知的」という言葉。

当然、「知識の積み重ね」ではありません。「自分の頭で考えること」という意味です。

二毛作目に何をつくればいいか?

その答えはみなさんが考えることであり、本書に答えはありません。


30代からはじめよう

各年代でのおすすめがまとめられていたので紹介します。

50代は、「実際に新しい仕事をやろう」ということですね

実は、外山先生は若いころから株で儲けていたそうです。意外でした。

今40代後半の私は、30代で資産形成のことなんてまったく考えていなかったので少し出遅れてしまっています💦

あと、40代、50代は、第二の人生のために新しい生活習慣づくりに踏み出すべき、とも書かれていました。

先生の場合は、「散歩」と後述する「場づくり」です。先生以外の本でもちょいちょい出ますが、やはりコミュニティへの参加は必須ですね。


先生の経験

これまで読んだ外山先生の本で私が「いいな」と思っているところは、単なる理論的なことを書いてあるわけではなく、

あくまで先生自身が実践してきたことを生々しく書いていらっしゃる点ですね。

人生二毛作についてもそうです。

先生が、実直なサラリーマンをやめた後の父の姿を見たとき、「ああはなりたくない」と思ったそうです。私もそうだったので、すごくわかります。

選択肢のない人生は送りたくなかった

と。

長く生きる人が増える一方で、そんな先輩たちを見ていてもどうも元気がない。これは老後の生き方は変えなくてはならないなとも思ったそうです。

試行錯誤についても書いてあります。

陶芸、テニス、ゴルフ、囲碁などいろいろやったけど続くものはなかったそうです。でも、「挑戦したことはよかった」とふり返っています。

あと、「場づくり」には力を入れていました。

「投資の会」や「雑談の会」をつくって楽しんでいました。特に、雑談・放談は人生最大の楽しみだとも書いてあります。

そんな先生の判断基準はいつも「おもしろいかどうか」人生後半でつまらないことはやりたくないというのも、共感できる部分でした。


40代以降の読書

「え?」と思うのがこの話です。

40代以降は、余計な本を読まないで、
過去に読んでよかった本を読み直すのがよい

と書かれています。

でもこれ、若いころにたくさん本を読んできた人ならではの話かなと感じます。

私なんかは40歳前にやっとこ本を読みだしたくらいなので、まだまだインプットが足りないと思っています。

ただ、いずれは「読み直す」こともやっていきたいとは思っています。

先生自身は「内田百閒」「寺田寅彦」「モンテーニュ」にハマったそうです。私も気になったので、それぞれ1冊ずつ購入してみました。

 内田百閒  ・・・『ノラや(内田百閒集成 9)』
 寺田寅彦  ・・・『柿の種』
 モンテーニュ・・・『エセー 1』

私が試しに買ってみた本たち

もし、「それじゃない、これがおすすめ!」というおすすめがありましたら教えてください。(↑はGeminiさんに聞いたおすすめです)


TAKEからGIVEへ

アダム・グラントの『GIVE & TAKE』を読まれたかたには今更な話かもしれませんが、外山先生も「ギブの人生への移行」を推奨されています。

人生前半のサラリーマンは、もらいっぱなし(TAKE)だ

と。だから、人生後半は与える側(GIVE)になろうということですね。

サラリーマンのままでもGIVEな行動をすることはできます
でも、どうせならサラリーマンの枠を超えないか? と、本書は提案しています


まとめ

外山先生とは、なんだかフィーリングが合う感じがして、本を読んでいてもすごく共感できて好きです。

もちろん「それは違うだろ」と思うこともあります(今回の読書の話とか)。ですが、

人生の二毛作

これは、すごく好きな言葉で、まさに自分も実践していこうと思って少しずつ行動しているところです。

その意味では、人生二毛作について個人的にアップデートできたことはないものの、改めて「この道でいいんだ」という確認はできました

みなさんも、まずは自分の「人生の二毛作」について考えてみませんか?


本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋


読書期間 2025/11/04-2025/11/10
初版発行 2015/02/15

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高橋ひろあき | 学びのアウトプット士 最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。