🧘♀️ストレッチで痛みがやわらぐ?最新研究が示す「体を伸ばす」力
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💡「ストレッチで痛みが軽くなる」は本当?
最近、「ストレッチが慢性的な痛みを減らす」という注目のレビュー論文が、European Journal of Applied Physiology (2025) に掲載されました。
(著者:Andreas Konrad ほか)
研究チームは、PubMed、Scopus、Web of Scienceの3つのデータベースから計797件の研究を調べ、その中から質の高い論文 6件(合計658名の参加者)を抽出。ストレッチ介入期間は4週間〜6か月で、静的ストレッチ(じっと伸ばす)・動的ストレッチ(動きながら伸ばす)どちらも含まれていました。
結果はというと……6件中5件の研究で、痛みスコアや痛みの頻度・重症度が有意に減少していました。つまり、かなりの確率で「ストレッチは痛み軽減に効果あり」✨ということです。
🧬 どうしてストレッチで痛みがやわらぐの?
論文では、ストレッチによる痛み軽減のメカニズムとして次のような点が挙げられています👇
可動域(ROM)の向上によって、脊髄や末梢神経の圧迫がやわらぐ
筋スティフネス(筋のこわばり)低下により、筋紡錘の過剰な活動が抑えられる
坐骨神経などの神経そのもののスティフネス低下
ストレッチ耐性や痛み耐性の向上(痛みに強くなる)
これらの変化は、血流改善や神経伝達の安定化などを通じて痛み感受性を下げるとも考えられています。
ストレッチは単に筋肉を伸ばすだけでなく、神経や結合組織にも働きかける全身的な調整効果があるかもしれません。
🏃♂️「動くこと」自体が薬になる?
木島の個人的な感想としても、体を動かすだけで痛みがやわらぐ実感はあります。これは単に気分の問題ではなく、運動によってマイオカイン(myokine)と呼ばれる「筋肉から分泌される抗炎症効果などをもつホルモン様物質」が増えることも関係しているという考えも知られています💪✨
マイオカインには、炎症を抑えたり、神経の働きを整えたりする作用があり、「動く=体内の痛み制御システムを再起動する」イメージです。
🧩 まとめ:ストレッチは“良薬”かもしれない
この論文のまとめとして、著者らは次のように結論づけています👇
ストレッチプログラム(静的でも動的でも)は、4〜24週間の実施で痛みや痛みの頻度を有意に減らす。
そのメカニズムは、可動域の拡大・筋スティフネスの低下・神経圧迫の緩和・痛み耐性の向上によるものである。
つまり、ストレッチは“筋肉を柔らかくする”だけでなく、
神経・感覚レベルでの「痛みの感じ方」を変える効果も持っているかもしれないのです🧠✨(週3回以上出ないと有意ではなかったようですが)
📚 参考文献
Konrad, A., Nakamura, M., Sardroodian, M., et al. (2025). The effects of chronic stretch training on musculoskeletal pain.
European Journal of Applied Physiology, 125(2037–2048). https://doi.org/10.1007/s00421-025-05747-9

