練って丸めてカタチを作って削って削って
陶器作品の作り方って、人によって全く違う。
同じ師から習って、スタートの時は師のスタイルで始めたはずなのに。
結局、全員が、違う作り方になる。
少なくとも、私が直接お話を聞く機会があった長く作陶されている方の、ほぼ全員、同じことを言っている。
だから、そもそも自己流でスタートしている私なんぞは、もしかしたらすごく変な作り方をしているのかもしれない。
まあ、そんなことは別にいいのだけど。
今日は越前ではない産地の土で作った。
焼くと白くなる。
京都の土だ。
越前の土より目が細かい。
練った土を丸めて、「玉作り」という方法で作る。
小さいモノは玉作りが楽。
ざっくりカタチを作ったら、寝かせる。
少し水分が抜けて、いい感じの硬さになったところで、金属ヘラでサクサク削っていく。
土が軟らかい時にきちんとカタチを成形するより、大まかに作って削り出していく方が、私は作りやすい。
もちろん、造形によっては、軟らかい段階で作り込みしないと難しいこともあるが。
それでも、最後の方は削り出して仕上げていく。

この、サクサクと削る時の感覚が、すごく好き。
削りながらカタチを整えていきつつ。
彫り込みも、入れていく。
絵付けする時は、描く場所は滑らかにしていく。
スポンジや鹿皮などで磨いていくこともある。
多くの作家さんは、代表的な作風というものを持っている。
でも、私にはまだ、それがない。
たぶん、今、傾向が出てきつつある途上だと思う。
少しずつ、できあがるモノの傾向が固まってきているのを感じてる。
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