見出し画像

人生を変えた「ふと」~「こんな部屋だったらいいな」が叶った日~

ホテルを選ぶとき、私はけっこうこだわります。
以前、バリ島で「安さ」を優先して妥協して選んだ宿があったのですが、どうにも落ち着かず、結局宿を変えた出来事がありました。
それをきっかけに、「これからは100%満足できる部屋を選ぼう」そう決めたからです。

なので、ホテルそのものもそうですが、部屋も、自分が心地よく過ごせるかどうかをよく見ます。

きれいで清潔なこと。
そして、できれば広いこと。

「せっかく泊まるなら、気持ちよく過ごしたい」

そんな気持ちを、大切にします。

グレードアップの願いが叶った日

はじめてクルーズに行った時のこと。
シンガポールのホテルに前泊しました。

スタンダードルームを選びました。
その部屋は、十分な広さがあり、清潔感もあったからです。 それに、今回はクルーズの前泊。 ホテルでのんびり過ごすことが目的ではなく、翌日の乗船に備えて泊まるという意味合いもありました。

「このお部屋なら、十分楽しめそう」 そう思ったので、スタンダードルームを予約しました。

私が部屋を選ぶ基準は、部屋でゆっくり過ごすことそのものを楽しみたいときは、広さや眺め、バスタブなど、味わいたい気分に合わせて部屋を選びます。

そのときの旅で、自分が何を楽しみたいのか。
それによって、選ぶ部屋も変わり、今回はスタンダードで十分。 そう思って予約したのです。 ところが、チェックインの日。
予想していなかったことが起こりました。

なんと、最上級の部屋にグレードアップされていたのです。

部屋の中にある大きなバスタブ
あまりに嬉しくて3回も入ってしまいました

「えっ、本当に?」

思わず、部屋の中を見回してしまいました。

実は、その少し前にYouTubeで、ホテルの部屋をグレードアップされた人の動画を見ていたのです。

そのとき、

「私も、いつかグレードアップされる体験をしてみたいな」 そんなことを思っていました。
それが、まさか本当に起こるなんて。

「こうなったら楽しそう」が、ひとつ現実になった、そんな嬉しい出来事でした。

2回目は、軽井沢で

今年6月、軽井沢へ2泊3日の小旅行に行ったときのことです。
このときも、予約したのはスタンダードルーム。

今回は、カフェ巡りや散策をして軽井沢の雰囲気を楽しみたい。
ホテルでは、カフェテラスのある庭を散歩したり、素敵なラウンジを楽しみたい。

選んだお部屋はスタンダードでした。
「このお部屋なら、くつろげそう」
そう思いました。

そして当日。
チェックインをすると、スタッフの方から、
「本日は、広めのお部屋をご用意させていただきました」
と言われました。

そして案内された扉を開けると、そこは……

なんと、角部屋のデラックスルームでした。

この部屋は、予約するときに気になっていた部屋でした。
窓がたくさんある、角部屋。

「このお部屋、素敵だな」
写真を見ながら、そんなふうに思っていました。

「こんなお部屋だったら、さらに気分よく過ごせそう」

ただ、そう思いました。
角部屋にしてほしいとも思わなかったし、
「絶対この部屋に泊まりたい!」
と思ったわけでもありません。

「やったーーー!」

心の中で、思わず叫びました。

だって、まさに

「このお部屋、素敵だな」

と思っていた、その部屋だったのですから。

「絶対に叶えたい」と思っていたわけじゃない

この2つの体験もそうですが、いつも思うことがあります。

私の場合、

「何としても欲しい」
「絶対に叶えたい」

そう強く握りしめているものほど、なかなか実現しません。

でも、
「こうだったら嬉しいな」
「こんなお部屋だったら、気分いいだろうな」

そんなふうに、軽く思っていることのほうが、スッと現実になっていくのです。

そして、願ったことすら忘れていた頃に、

「えっ、そうなるの?」

という形でやってくる。
それが、なんとも楽しいのです。

サプライズだから、もっと嬉しい

もし最初から、
「今日は絶対にグレードアップされる!」
と思ってホテルへ行っていたら、どうだったでしょう。

きっと、部屋を見た瞬間の驚きは、今ほど大きくなかったと思います。

でも、
「スタンダードのお部屋で、楽しもう。」
と思って行ったところに、

「こちらのお部屋をご用意しました。」
と突然言われる。

このサプライズ感が、たまらなく楽しいのです。

私は、こういう人生の「思いもよらない出来事」が大好きです。

「こうだったら楽しそう」でいい

だから今では、願いごとをするときも、

「絶対にこうしなきゃ」
「絶対に欲しい」

というより、

「こうなったら楽しそうだな」

くらいがちょうどいい、と思っています。

「こんなホテルに泊まってみたい」
「こんな景色を見てみたい」
「こんな旅をしてみたい」

そう思ったら、まずはその想像を楽しむ。

そして、できることがあれば、やってみる。
あとは、どうやって叶うのかは、知らなくてもいい。
どうやって叶うかが、わからないから、楽しい。

そんな軽さです。

今回のグレードアップのように、小さな「えっ!」がある人生って、本当に楽しい。

これからも私は、

「こんなことがあったら楽しそう」

そんな軽い気持ちを大切にしながら、次の扉を開けていきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!