「エシカルパターンデザイン」という新しいフレーム
「ダークパターン」という言葉をご存知でしょうか
ダークパターンとは、消費者を気づかないうちに不利な選択へ誘導するべく作られたウェブデザインのことです。

出版社. ビー・エヌ・エヌ ; 発売日. 2024/5/28
気づいていない人もいるかもしれないが、人気のアプリやウェブサイトを利用すると、何をクリックし、どのページをスクロールしたのかなどの情報がすべて記録される。そしてその記録は詳しく分析される。MetaやAmazon、Netflix、Googleなどの大企業には、何十万ドルという給料を受け取って、どうすればもっと客から金を搾り取れるか考えるチームがある。毎日あなたは行動を追跡され、どうすれば客がリンクをクリックしたり物を買ったり規約に同意したりするかを調べるためのA/Bテストや多変量テストなどの定量調査に協力させられているのだ。
著書では、ダークパターンを性悪説で語っておりAmazonなどのビッグテックはこの戦略思想と非難しています。
問題と感じるのは ビッグテック以外の一部の企業担当者は、ビッグテックのダークパターンを無自覚に模倣し、騙しているという認識すら無い状態であることかと思います。
すべてのデジタル担当者が、普段従事している仕事が社会にどのような影響を与えるかを意識するべきで、ユーザーが思考停止状態で行動を促されているのと同様に、我々デジタル担当者もダークパターンを当然として捉える思考を変えていくべきではないでしょうか。
そういった背景からビッグテックは、社会の模範にならなければならず、彼らが社会のモラルを決定していることを自覚するべきで、それを支える投資家もこのことを理解して応援するというのが、次の資本主義の目指すところではないでしょうか。
デザイン・マーケティングの現場で働く私たちは、こういった定量調査の結果に対してその数値を上昇させる義務がありそのために、A/BテストでUI改善を繰り返し、数値が上昇したデザインを取り入れるという仕事をしています。
A/Bテストは、どのデザインパターンが優れたデザインであったかを確認するために行ないます。 既存デザインと新デザインを訪問するユーザー群に対して交互に別のパターンを表示し、どちらのデザインがより数値が向上したかを計測するものです。
今やデザインと言うと、どう装飾するかよりも、人にどう働きかけ、影響を与えるかという側面が強い。人の行動を追跡したり、テストしたり、心理学、行動経済学、統計、実験科学などの観点から研究されたりするものだ。要するに、ビジネスを成功に導き利益を生むための手段なのだ。
ダークパターンを使わないデザインをフェアパターン(ブライトパターン)と呼びますが、同じ競争環境にいる中でフェアパターンなだけでは、数値が改善されづらく競合に負けてしまいます。
私たちSocial Pentagon(ソーシャルペンタゴン)では、ユーザー・企業双方にとってよいパターンのデザインを生み出していきたいと考えており、そういったデザインを『エシカルパターン』として呼ぶことにいたしました。
エシカルパターンとは
担当者がKPIを向上させながら、消費者に健全なWEB取引を推進し、信用構築と共に長期取引を推進するUIデザインを「エシカルパターン」(エシカルパターンデザイン)と表現しました。社内の風景をご紹介します。

「でも、ユーザー目線を大切にしている企業も多いと思う。」

そんな二項対立で考えなくてもよいのではないか」
ユーザーにとって安心して利用でき、企業にとっても業績向上に繋がる。
そういったデザイン設計を目指していきます。
ホワイトボードの説明は別途、ご紹介したいと思います。
