[Stable Diffusion WebUI] WD14 Taggerのforkまとめ
2026/5/12更新:「その他のツール」にTagGUIの情報を追加
2026/4/7更新:初期状態での搭載モデル一覧を追加
2026/4/7更新:Forge Neoで動作する拙作のforkを追加して全体的に更新
Stable Diffusion WebUI reForge からForge NeoやClassicに移行しようとしたらExtensionのWD14 Taggerが動かない!
そもそもWD14 Taggerにはforkがありすぎて違いが分からないし、どれをインストールしたらよいのかわからない!
というわけで整理しました。
※ この記事ではWD14 Taggerそのものの使い方や説明はしません。
いきなりForge Neo / Classicに関する結論
メディアや記事で取り上げられている既存のWD14 Taggerは、Forge Neo / Classic(以降、Forge Neoと省略)では動作しません。理由は既存のWD14 TaggerがA1111のDeepbooru Interrogatorという機能に依存しているのですが、それがForge Neoでは削除されているためです。
機能削除についてはForge NeoのRemoved Featuresに明記されています。

なお、Forge, reForgeにはDeepbooru Interrogator機能が存在しているため同じ問題は発生しません。
2026/4/7追記:
Forge Neoでも動作するWD14 Taggerを作成、公開しています。よろしければ使ってみてください。
WD14 Taggerと主なfork
そもそもWD14 Taggerには多くのforkがあります。元祖は既にアカウントごと削除されており、各fork版にも細かな違いがあります。
私が調べた範囲で主なものを紹介します。
元祖toriato版
https://github.com/toriato/stable-diffusion-webui-wd14-tagger
すべてのforkの元祖ですがA1111 WebUI v1.6で動作しなくなりそのまま更新停止されてしまいました。
2025年12月現在はtoriato氏のアカウントが削除されています。上記URLはリンクを埋め込んでいませんが、アクセスしようとするとGitHubの仕様により最も古いforkにリダイレクトされます。
picobyte版
https://github.com/picobyte/stable-diffusion-webui-wd14-tagger
※ toriato版からのfork
A1111系WebUIの[Extensions] - [Available]タブからhttps://raw.githubusercontent.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui-extensions/master/index.jsonをLoadしてインストールできるのがこのforkです。
toriato版からA1111 v1.6対応だけでなく多くの変更がされており、Forge, reForgeでも問題なく動作します。
しかし新しいモデル(Interrogator)が追加されていないため他のforkを使用したほうがよいでしょう。
Bocchi-Chan2023版(turbo-boo版)
https://github.com/turbo-boo/stable-diffusion-webui-wd14-tagger(Bocchi-Chan2023がアクセス不能のためturbo-booへリダイレクトされます)
※ picobyte版からのfork
有名なZuntan03氏のEasyReforgeで採用されているのがこのforkです。
各モデルのv3が追加されていますが、現時点でもっとも優秀とされるEVA02-Large Tagger v3は含まれていないため他のforkを使用したほうがよいでしょう(EasyReforgeでは独自にEVA02-Large Tagger v3を追加したutils.pyで上書きしているので変更する必要はありません)。
Akegarasu版
https://github.com/Akegarasu/sd-webui-wd14-tagger
※ toriato版からのfork
Forge, reForgeで問題なく動作し、各モデルのv3やEVA02-Large Tagger v3が追加されています。
しかしtoriato版からのforkでありpicobyte版での多くの変更は取り込まれていません。それが気になる人は他のforkを使用しましょう。
picobyte版よりtoriato版が好きだった人はこのforkを使用してもよいでしょう。
67372a版
https://github.com/67372a/stable-diffusion-webui-wd14-tagger
※ picobyte版からのfork
各モデルのv3、Z3D-E621-Convnext、EVA02-Large Tagger v3といった新しいモデルが追加されています。
hirorohi03版
https://github.com/hirorohi03/stable-diffusion-webui-wd14-tagger
※ 67372a版からのfork
Forge Neoで動作し、かつWebUIが起動不能になる怖れもあるPythonライブラリ競合の問題を解決すべく私が作成したforkです。現状もっともおススメです。
WD14 Tagger一覧表
先の項目で説明したforkの一覧表です。

初期状態でリストに搭載されているモデルの一覧は下表のとおりです。
(モデル名はHugging Faceの配布元で付けられている名称を基本にしています。WD14 Taggerのリストで付けられてる名称はforkによって異なる場合があります。)

Standalone版
ここまでWebUI用ExtensionのWD14 Taggerを紹介してきましたが、実はStandalone版があります。
コマンドプロンプトで実行しなければならない、WebUI Extensionのように解析後にそのまま「Send to txt2img」や「Send to img2img」できないという面倒臭さはありますが、WebUIを起動しなくても実行でき、僅かですがExtensionをインストールするとWebUIの起動が遅くなりメモリも消費しますので、好みによって使い分けるのがおススメです。
その他のツール(2026/5/12追加)
WD14 Taggerのようなタグ、また文章のキャプションを付けるツールは様々あるのでいろいろ探してみてください。
最近はローカルLLM (VLM)が優秀で、画像生成や動画生成のプロンプト作成やエンハンスにはLM StudioでQwen 3~3.6やGemma 4などを使うことも多いです。
LoRA学習用のタグやキャプション付けには、GUIで手軽に多くのモデルを利用でき、複数画像をまとめてバッチ実行できるTagGUIも便利です。
まとめ
Stable Diffusion WebUIのExtension用WD14 Taggerについて、Forge Neoでの動作と主なforkについてまとめました。
私自身いろいろ調べたり、WD14 Taggerが原因でreForgeが起動不能になったりしているうちに「自分で作ってしまえ」ということでWD14 Taggerのforkを作成、公開しています。よろしければ使ってみてください。
このような感じで、あまり体系的に整理や理解されていない技術的な内容を分かりやすく無料で解説しています。「スキ」「フォロー」「チップ」で応援よろしくお願いします。
