【音×科学】EP.8 いい音がする文章とは?
おはようございます!すみひろです♪
音楽と科学をテーマに記事を書いてます。
今日のテーマは、いい音がする文章
えっ?文章に音なんてないじゃん!と思うかも知れませが、不思議と好きな人の書く文章って、なんか音もいっしょに聞こえてくる感じしませんか?
ではさっそく、結論から先に言っちゃいます。
いい音がする文章とは‥
人間の証
は?人間の証?どういうこと?
はい、わかりました。
ではもうちょっとくわしく解説いたします。
今日のお品書きはコチラとなっております。
なんか不思議ですよね、noteの中での文章でも、LINEで交わされる短いメッセージでも、その人なりの性格やら、人間性がにじみでるような気がする。
あなたにとって、いい音がする文章ってどんな文章ですか?
僕は三浦しをんさんの小説が好きで、いろんな作品を読んでいるけど、とにかく登場人物のセリフや思いが、″めっちゃいい音″がする。
僕が特に好きな『きみはポラリス』に収録されている短編集の中から、『冬の一等星』に出てくる文章を紹介します。
〈以下引用〉
文蔵はたぶん、とても昏い場所へ行こうとしていた。でも、突然まぎれこんだ私を、そこへつれていこうとは決してしなかった。傷つくことがないように細心の注意を払って、私を暗がりから遠ざけた。
信じる?と文蔵は聞きた。何度聞かれても、私は信じると答えるだろう。それを教えてくれたのは分蔵だ。
細い線をつないで、だれかと夜空にうつくしい絵を描くこと。
八歳の冬の夜からずっと、強く輝くものが私の胸のうちに宿っている。夜道を照らす、ほの白い一等星のように。それは冷たいほど遠くから、不思議な引力をまとっていつまでも私を守っている。
〈引用おわり〉
よく読むと、三浦しをんさんの書く文章は‥
”、″ と″。″の間隔が、とてもリズミカルだ
たぶん、読者に届きやすいように、短めに文節を切ってるんだと思う。
それが、独特のリズムになって、ここちよく、僕らの耳と心に響いてくる。
あと、あまり漢字を使っていない
″そこへつれていこうとは決してしなかった″
普通の人なら、″そこへ連れて行く″と、カチッと漢字を使って書きますよね
それが、三浦しをんさんのやさしさなんだと、僕は思う。
ああ、めっちゃ好きだわぁ、三浦しをんさん。もう一度『君はポラリス』読みたくなっちゃったよ‥
それでは今日の、本と曲の紹介をします。
1.今日の結論
いい音がする文章=人間の証
いい音がする文章は、あなたにしか書けない文章。AIには書けない、人間の証。
独特のリズムというか、選ぶ言葉のセンスというか、こればっかりはAIではマネできない、あなただけの、あなたにしか書けない文章なんだと思う。
2.今日の一曲
『星街の駅で』
僕は最近、この曲ばっかり聴いている♪
優里さんとtuki.さんの声が身に沁みる。。
ああ‥言葉って、やっぱり音なんだと思う
3.今日の一冊
『いい音がする文章』
元チャットモンキーのドラマーにして、作詞家の高橋久美子さんの著書
読むとあなたも、感性が爆発する文章、書いてみたくなりますよ

以上、すみひろでした♪
みなさんの文章からも、いい音が響くことを、心からお祈りいたします。
最後まで読んでくれて、ありがとう🐦
