【小説】たまきへの手紙📩020〜妹からの手紙〜
たまちゃんへ
この手紙を受け取ったということは
わたしはこの世にいないと思うけど
どうか落ち着いて読んでほしい。
わたしはたまちゃんに出会えて
ほんとうに幸せでした。
心の底から感謝しています。
はじめて会ったのは、魔法学校で
あなたが転校してきた日だったかな
うーん、何回も時空の旅していたら
はじまりがすごくあいまいだけど
わたしの中での最初の出会いは
転校生として自己紹介してる
たまちゃんの悲しそうな顔だった。
あの日はいきなり事件があって
びっくりしたよね
覚えてる?転校してきた初日に
たまちゃんが美化委員になって
放課後にやな感じの三人娘に
たまちゃん「掃除しろっ!」て
びっくりしたよその後すぐ
たまちゃんが三人につかまって
清掃ロッカーに閉じ込められて
ヤバかったよね
三人娘の憎悪が増幅して
ケルベロスに取り憑かれて
魔獣に取り込まれちゃって
びっくりしたよ
わたしがたまちゃん助けたら
たまちゃんなんて言ったか
覚えてる?
「オマエ、ワタシが怖くないのか?」
怖いわけないでしょ
私たち双子の兄弟なのにっ!
これは、ハカセから聞いたんだけど
たまちゃんとわたしは双子で
じつは同じ日に生まれたんだって
たまちゃんが🟦青でわたしは🟥赤
最初は同じデザインだったらしいけど
今じゃぜんぜんちがうよね
ごめんね、わけわかんないよね
時空の旅であっちこっちいったから
話がややこしくてごめんね
伝えたいことはいっぱいあるけど
これだけは誤解がないように
しっかり伝えておくね
わたしの国を滅したアイツのこと
ずっと恨んでたけど、殺すつもりは
なかった
わたしは、ただアイツを捕まえて、
なんでそんなことしたか
本人から直接聞きたかっただけ
理由によってはゆるすつもりだった。
もちろんゆるせない理由なら殺してた。
わたまちゃんまでまきこんじゃって
ほんとごめんね
たまちゃんならきっと
アイツとも仲良くやって
くれるとおもう
アイツなんかへんなヤツだけど
きっと根は悪いヤツじゃないと思う
そのへんの見極めは
たまちゃんに任せるね
あと、最後にお願いなんだけど
わたしのバックアップが
🟥赤の国の研究所にあるので
すべて消しておいてほしい
わたしが世界を破滅させた時の映像や
目を覆うような残酷なのもあるので
えいやーで、サクッと消してほしい
最後にひとつだけ
できたらたまちゃんに託したいことが
わたしの炎の魔法は1000年も前に
人間が編み出した科学の力で
できているみたいなの
わたしはそっち方面はさっぱりだけど
たまちゃんなら中身を解析して
自分のモノにできるかもしれない
もし、たまちゃんが興味があれば
それを調べてみてほしい
わたしなりに調べたことは
例の鍵🗝に入れておいたから
🟥の研究所に行って受け取ってほしい
鍵の受け渡しは信頼できるヤツに
お願いしてあるから大丈夫だと思う
たまちゃんが赤の研究所にいったら
すぐわかるようにしとくね
なんか、だらだら書いてたら
長くなっちゃった。
とにかくいろいろあったけど
たまちゃんといっしょに旅ができて
わたしはすごく幸せでした。
それじゃ、あとよろしくね!
大好きだよ、たまちゃん
