AIパワハラの人の日常 Vol.1|娘へのプレゼントはパパ手製のタイピングアプリ
ランドセルの横に、もう一つの贈り物を
2026年、春。🌸
我が家のリビングには、ピカピカ水色ランドセルが鎮座している。
娘がいよいよ小学校に上がる。🎒
「つむちゃん、小学校にゅうがくおめでとー!✨」
「ありがとー!😊」
ランドセルはじいじに買ってもらった。
父親の僕としても、何か特別なプレゼントをしたい。娘に聞いてみた。
「お父さんからも、何かプレゼントしたいなぁ。何がいい?」
「ん〜、じゃあ……プ〇キュアのなりきり変身セット!👗」
娘が提示したプ〇キュア公式衣装。
どれどれ
…
……たけぇ🤤💸
実を言うと、最近嫁さんには「ないしょ」で結構なお値段の情報商材を買ったばかりで、財布の中身スッカスカなのだー🌊🐚
「……つむちゃん、ほら、マイクラのコマンド打ちたいって言ってたじゃんね? パソコン上手になりたくない?」
(……食いつくか?...神よ!!!!)🙏
娘には毎日30分だけタブレットの利用を許可しており、彼女はマインクラフトに熱中している。
今は、マウスと、キーが10個くらいしかない電卓式テンキーを与えているのだが、そんな不自由な環境でも彼女は毎日せっせと凶悪な防犯トラップを作っている。🧨⚒️
「コマンド?……うん!敵が来たら自動で村を溶岩の海に沈めるのしたい!お父さんみたいにカタカタしたい!やるー!」
……小1の発想じゃねぇな。将来が有望である
(キターーー!! 釣れた、釣れたぞ!!)🎣✨
もし、彼女がタイピングを覚えたら?
コマンドを自由に操れるようになったら。
彼女の世界はもっと広がる
——なんてのは後付けの正当化である🙄
変身セットは高いのである。
嫁さんに土下座外交を展開したところで、内緒で商材代を溶かした今の僕に勝ち目はない。
でも、何か「ドヤれる」ものを差し出さないと、おやじのポジションが危うい。💦
(……なんか安上がりで、かつ『おとうさんすげぇ!』ってなる錬金術はないか?)
(あいうえお、かきくけこ、た……タイピング? 天啓(キラーん✨))
そうだ。「タイピング」という最強のエサがあるじゃないか。
高額衣装を買わずに、もっと安上がりで「教育的」な何かにすり替える。
まさにエビでクジラを釣る?だっけ?しめしめである😏💸✨
偽善のゴミ捨て場:『無料』という名の甘い猛毒
タイピングをさせる方向が見えてきた瞬間、僕の中のおやじ回路がパチッと点灯する。
――「よし、なんか既製品でごまかそう」
そう、努力より手頃な道具。
自作よりAmazon。
創意工夫よりレビュー星4.2。
こうして1.5万円の衣装は、Amazonで見つけた「3,000円の光るキーボード」に化けた。物理的な準備は万端、しめしめである。
だが、ハードだけでは娘は満足しない。
彼女が求めているのは、お父さんのようにカタカタして「溶岩の海」を召喚する魔法の方なのだ。
『ググる』なんて化石みたいな儀式を久々に執り行い、既存のゴミ山からマシなもんがないか漁ってみたのだ。
嫁さんに向かって「ほら、これおとうさんが選んだから。変身セットはいらないね、教育だね」と胸を張るための『格安の免罪符』を探していたのだが……。
画面に並ぶのは、子供の好奇心を数円の利益に換金しようとする、汚い大人たちの『欲望のとん汁』を煮詰めたような代物ばかりだった。
無料という名の毒蜜を舐めれば、その奥には常に「広告」という名の毒針🦂💉が隠されている。娘がちょっと指を滑らせれば、即座に「お姉さんと秘密のチャット🔞🏩」や「爆速で稼げる怪しい投資📈💸💹」の沼💀🕳️に引きずり込もうと、連中は手ぐすね引いて待っている。😈🐍🖕
…
...ごめん、おとうさん、ちょっといろいろあって今人間不信なんだー🙄
AIという「世界一従順な相棒」
……そういえば、おとうさんアプリ作れるって設定だったわー……忘れてたわ
開発費ゼロ💸、広告ゼロ🚫、嫁さんへの土下座回数ゼロ✨
そうだよ、アプリならワイが作れる。
「ケチな下心」を「崇高なIT教育」へと秒速でロンダリングしてくれる最高の環境がここにある!
おとうさんはとん汁の具にはならないからねぇ。
さっそく、相棒Antyのチャット欄に飛びついた。🚀
今回もハードな激戦が予想される。奴にはロボビタンAでも差し入れてやるとしよう。
【生ログ】最初の一歩
### User Input
娘が小学校に上がるから、オリジナルのタイピングアプリを作りたい。
よくあるものは広告が多かったり、ダサかったりして娘はすぐに飽ける気がする。
おやじの手作りでシンプルな最高のゆるかわアプリをプレゼントしたい!
### Planner Response
娘さんのための特別なタイピングアプリ作り、素敵ですね!
ゆるかわでシンプル、広告なしの手作りアプリ、きっと喜んでくれると思います。AIはすぐに「娘さんが喜ぶものを作ろう」と同調してくれた。
僕の財布事情を察したのか、それとも本当に純粋な善意か。
どっちでもいい。僕らは「Typing Pure」という名の「たまご」を産み落とすための冒険を始めたのだ。
不純物を削ぎ落とした、純度100%の「Pure」な開発。
ーーおやじのメンツーー守り切れるか。
乞うご期待(?)である。
結びに代えて:Vol. 2への予告
こうして「Typing Pure」はたまごとして産声を上げました。
次回、Vol. 2 では、Antyによる驚異のキャラクター生成と、「ゆるかわ」を極めるためのデザインバトル、そして実装の裏側をお届けします。
どうか、最後までお付き合いいただければ幸いだです。


構成案Antyに作らせたら案の定「ぎゅうぎゅう」に盛り込んできやがった。
でも、この文字数こそが僕の熱量そのものなんだ。
娘に届くその日までこのログは続く。
第2話 心を込めて焼き上げました….
