6-5 (独自調査)賞味期限切れのビールの味を調べてみた(前編)
ビール好きが旅行をすると…
ご当地でしか入手できない限定ビールを買いこんで…
それを「特別な時にご褒美として!」なんて考えて…
冷蔵庫の奥や納戸にしまい込み…
いつの間にか賞味期限が過ぎていた…
ってことがよくありますよね~~~!
私は過去に何度もそれをやってしまっていたのですが、飲んでみるとそれなりに美味しく飲めるので、ビールの賞味期限って本当に意味があるの? などとビール好きにあるまじき疑問を長年、抱えていました。
今回はついにそれを払拭すべく、賞味期限切れのビールの味、香り、風味がどれほど変わるものなのかを飲み比べして確認することにしました!
えぇ、そうです!
冷蔵庫の奥に賞味期限が切れたビールを発見したからです!
またやってしまいました…
さてと気を取り直して、調査条件や保管状況を下記にまとめます。
調査条件と保管状況
使用するビールは DUCK DUCK GOOSE
賞味期限内は1本(冷蔵保存)を使用する
賞味期限切れは2本(常温保存と冷蔵保存)
ビールグラスは常温で同じものを使用する(他要因での味の変化を抑えるため)
飲み比べる際は直前にビールグラスを一度、水で洗浄する
飲む順番は1番目 賞味期限内、2番目 賞味期限切れ 常温保存、3番目 賞味期限切れ 冷蔵保存 とする
参加者は私とその家族の合計2名で、結果は両者の総評とする
実施時期は 2026年5月上旬なので、賞味期限切れは約10か月超過しており、賞味期限内は約5か月間の猶予がある状態となる
納戸は家の中央部にあり、窓が無く温度変化は穏やかな環境で、夏場は一時的に30℃前後まで上がり、冬場は常に15℃以上を維持している


賞味期限切れ2本の保存条件ですが、幸いなことに購入直後から冷やしていた1本が冷蔵庫内にあり、納戸には常温保存していた数本があったので、これらを使用しました。常温保存の1本を試飲する前日に冷蔵庫に入れて十分に冷やしました。
賞味期限内のビールは、同銘柄を試飲の数日前に近隣店舗で冷蔵されていた1本を購入して保冷バッグに入れ、帰宅後すぐに冷蔵庫に入れています。
使用する銘柄ですが、これまた幸いなことにラガービールなどより風味が強めの SESSION IPA で、日本国内でも購入が容易と思われる銘柄でしたので、みなさんも同じ検証が可能だと思われます。興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。


飲み比べ結果
こちらが飲み比べ結果です。比較しやすいように香り、苦味、総評に分けて簡潔に表現しました。
1.賞味期限内 冷蔵保存
香り:ビールを注ぐ間にも、爽やかな柑橘系が優しく香る
苦味:最初にビリッとしっかり目で、長く弱くしばらく続いてスーッと引く
全体:バランスが整っていて美味しく当然、嫌な感じはまったくない
2.賞味期限切れ 常温保存
香り:柑橘感が無く、モワッとした違った香りがする
苦味:明らかに弱くて続かない
全体:全体的に風味が弱く違和感を感じるけど、食べ物と合わせると嫌な感じが分からない程度にはなる
3.賞味期限切れ 冷蔵保存
香り:賞味期限内と比較すると若干弱い程度
苦味:気持ち弱めであっさり感や、ほんの少し刺々しさが出る
全体:フレッシュ感すら感じて、賞味期限内と大きく変わらない
このような結果になりましたが、いかがでしょうか。
個人的には予想と違ったところもあったので、それらについてもう少し深彫りしてみます。
賞味期限切れの常温保存であっても、口に含んだ瞬間に「うわっ、マズッ!」と吐き出すような酷い味ではありませんでした。個人的には少しそれを期待していたのですが。銘柄によるところはあるでしょうが、意外と普通に飲めた印象です。元が美味しいビールなので、味がもったのかもしれません。体調面は、その後もまったく問題ありませんでしたが、このテストをする際は自己責任でお願いします。
そして賞味期限切れの冷蔵保存が、想像以上の好結果だったのが嬉しい誤算で、賞味期限内とほとんど変わらなかったです。飲み比べをすれば、わずかな違いに気づきますが、単品で出されたら、まず気づかないと思います。この結果から、とりあえずビールを買ってきたら、すぐに冷蔵庫に入れようと思いました。冷やしてさえおけばかなりの長期間、品質が保てそうです。
最後に言い訳や次回予告など
今回使用した賞味期限切れの2本は、賞味期限から約10か月が経過していましたが、これはこの飲み比べテストのために意図的に延長しています。賞味期限切れに気付いたのは2~3か月後くらいで、その時にこの企画を思いついて、さらに半年間ほど温めたという経緯ですので、この点はご理解をお願いします。
期間を伸ばした理由ですが、2~3か月モノだと私の味覚で本当に違いが分かるのか、自信があまり無かったので、おそらく分かるであろう分だけ伸ばしてみました。テストしてみて違いが分かってホッとしました。
普段から、こんな缶ビールを粗末に扱うようなことはしてるわけではありません。ビール醸造家や生産者が大事に作られたビールですし。毎日、ありがたくいただいています。
次回予告ですが、今度は風味がより安定しているラガービールを使って同様の飲み比べを予定しています。只今、納戸と冷蔵庫で 2026年10月に賞味期限が切れる缶ビールを各1本を大事に寝かせているのですが、10か月ほど経過させるとなると 2027年8月頃になりますね。1年以上先の楽しみのような、不安なような複雑な気持ちですが、またご報告します!
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