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「彩り」 Mr.Children


バタフライ効果。

ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは、テキサスで竜巻を引き起こすという効果の事で、日本では「風が吹けば桶屋が儲かる」とも言います、

言葉として考えるならば、Wikiを参照すると、「歴史や運命を決定する一見些細な出来事や、因果関係の繰り返しの果てに人生の行き先や世界経済にまで影響を与える最初のきっかけが存在することの意味するメタファー」という見解になり、これならわかりやすい。

この曲にあるような、

なんてことのない作業が この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく(歌詞一部引用)

根拠は無くても、「自分の存在が、世界の誰かに良い影響を与えているだろう」と、思えることはとても大切なこと。自分の存在意義を感じることで、人は救われるんです。

そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ(歌詞一部引用)

尾崎豊さんの15の夜にもあるように、皆、「自分の存在が何なのかさえ、わわからず震えている(歌詞一部引用)」わけですから。

まさに自分史的バタフライ効果と言えるかもしれません。

思い込んでいく。この発想は、なぜ生まれるのか。

書籍「サピエンス全史」の中に、その答えに近いものがあります。
我々人類の始祖は、虚構を信じることができた。

「サピエンスの大きな特徴としては、噂話のような「ありえないことを信じられる」ことが挙げられます。このような「虚構」を信じる能力は、同じ時代を生きていたネアンデルタール人にはなかった特徴です。」(一部書籍より引用)


自由に空想をすることができた。現実はつらくとも、空想がそれを救う手段になっていた。

バタフライ効果の影響を実際突き止めることは難しいとは思います。実際のところ、ブラジルで蝶が羽ばたいたら、アメリカで竜巻が起こるのかということは、数式上でも実証されていないようです。

でも、空想は想像を生み、想像できるものは創造でき、それが自分の人生を鮮やかに彩る。ベースは空想にすぎませんが、結果、誰もが幸せになっていく。

素晴らしい、彩りの帰着点ですね。

なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐は 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り(歌詞一部引用)

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