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ビーナスの海 詩(97/1000)

松林を抜けて
海に降りる
眩しさの中に
人影はまばらだ

ビ−ナスが波から
うまれたのは
波の白さの故か
波の儚さの故か

波が岩に砕け
波が砂に吸われてゆく

恐竜も聞いたであろう
潮騒に耳ふたがれ
陽光に瞼ふたがれ
私の時間と空間は
海に溶け込んでゆく


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