63歳の新入社員歓迎会と一切皆苦!
先月のことである。
人生で2回目の新入社員歓迎会を企画してもらった。
平凡なサラリーマン生活を淡々と過ごしてきただけの私にとって、
定年後再び歓迎される日が来るとは、予想だにしなかった。
うれしかった!
少なくとも前日の午前中までは、、、
前日帰宅しようと、高速道路を車を走らせていた。
何か感覚がおかしい。
判断能力とブレーキの効き具合が微妙にずれるのである。
調子が悪いなと思いながらも運転を続けていた その時である。
前方の車が急ブレーキをかけた。
とっさにブレーキを思いっきり踏み込んだつもりであったが止まりきれなかった。
明らかに私の過失である。
恐ろしい数の車が行き交うバイパスで、命の危険を感じながら事故後の様々な手続きをした。
トラックが迷惑だと言わんばかりにクラクションを鳴らして走り去っていく。
情けなかった!
渋滞で減速していたこともあり幸い相手の方にも私自身にも怪我はなかった。
全ての処理を終えると夜中になっていた。
自宅に帰るとぐったりしていた。
明け方から急に体調が悪くなった。
関節が痛い、とにかくだるい。
そして出勤前に体温を測ると微熱があることがわかった。
嫌な予感がして念のため医療機関を受診した。
インフルエンザであった!
職場に電話を入れて平身低頭、スマホの前でお詫びの連続であった。
こうして私の新入社員歓迎会がぶっ飛んでしまった!
仏教の根本真理に四法印がある。
四法印(しほういん)とは、お釈迦が説かれたた仏教の根幹を成す4つの真理(諸行無常・諸法無我・一切皆苦・涅槃寂静)の総称といわれている。
その中の一切皆苦は、人間の世界とは思う通りにならない世界とされている。
娑婆と言う言葉も同様の意味があるそうである。
思い通りにならない世界を思い通りにしようとここのところ傲慢に振る舞った私に見えない力が働いた気がした。
出来るだけその声に耳を傾けようと思った。
