プロ野球拡大計画(2)
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今回、お手本にしようと思う日本のプロサッカー、Jリーグの「ペナントレース」の仕組みを簡単におさらいしておこう。
Jの所属クラブは全部で51(2015年は52になる予定)。これらがJ1、J2、J3の三つのカテゴリーに分かれている。J1が18、J2が22、J3は11(プラス若手選抜チーム)。そのクラブが各カテゴリー別に総当たりでリーグ戦を戦い優勝を争う。そして、各カテゴリー下位は下部カテゴリーの上位クラブと入れ替えになる。
この「入れ替え」こそが、優勝争いから脱落したクラブにも緊張感を与え続けているのだ。そこには、消化試合もないし、マンネリも発生しない。
日本プロ野球にも、この緊張感を導入しようではないか。
簡単なことだ。
日本プロ野球にも2部リーグを設立し、1部との入れ替え制を行なえばいいのだ。世界のプロ野球を見ても、これを実施しているところはあまりないようだが、日本では大学野球などのアマ野球では実施しているところもある。けっして野球と親和性がないわけではないだろう。
こう提案すると、まず間違いなく「今の12球団でも経営が厳しい球団があるのに、球団数を増やしてやっていけるのか」という反論が出るだろう。
そう、現在の12球団と同じ規模の球団を増やすのは、無理。観客やスポンサーを喰いあって自滅するのは自明だ。
だが、忘れないでくれ。ここで、増やそうと言っているのは「2部」球団だ。球団の規模も、資本力も、選手保有数も少なくする、「身の丈に合った」経営をすればいいのだ。そうすれば、観客動員数が少なくても経営は成り立つはずだ。スタートは、球団規模も小さくていい。2部で力をたくわえ、チームの実力も観客動員もスポンサー数も1部にふさわしい球団を作り上げるのを、2部球団の最初の目標にすればいい。
たとえば、現在の独立リーグくらいの球団ならば、もっと数は増やせるだろう。
「いや待て、その独立リーグも経営が苦しいではないか」
ごもっとも。だが思い出してほしい。現在の独立リーグは日本プロ野球とは完全に別物だ。アイランドリーグを制してもBCリーグで優勝しても、日本シリーズには進めないし、巨人や阪神と闘うこともない。そこには、マスコミや、いや野球ファンでも、興味や思い入れを抱きにくいのではないか。その点、上位リーグへの「夢」があれば、条件はまるで変わってくる。
そこに、大きな差異が生まれる。今の独立リーグとは、経営環境をまるで変えることもできるだろう(この点は、また後述しよう)
では、2部リーグはどれくらいの規模にするか?
どんなリーグにすれば、魅力あるプロ野球リーグとなるのか?
それを次回から検討するぞ。
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