プロ野球拡大計画(4)
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前回は人口200万人を基準に、プロ野球球団を持てそうな都道府県を線引きしてみた。結果をまとめて、地図にしてみよう。赤色が現在のプロ野球球団が所在する都道府県、オレンジが前回までに2部リーグ球団を設置した(?)6府県だ。

だが、これは現在の規模のプロ野球球団を想定してのもの。いわば1部リーグ球団用の基準だ。
では、2部リーグはどうなんだろう。ここは「1部リーグ球団よりも小さな規模での球団経営」を考えよう。
球団経営に必要な支出でいちばん大きいのは選手を含めた人件費だという。だとすればそこを減らせば、ぐっと小規模な経営も可能だし、その経営を支える地域人口も少なくて済むのではないか(あらためて言っておくが、すごく単純化して考えているからね)。
まあ当たり前に考えて、選手年棒は安くてすむ。選手数を減らすのも可能だろう。1部リーグ球団ほど立派なファームも必要ないかもしれない。いろいろ削減できるものは多いし、逆に地域密着型のスポンサーを募るなど増やせる部分も少なくない。
そうした結果が実れば、おらが町のプロ野球球団も夢ではないわけだ。
では大雑把に、1部リーグ球団の3分の2、人口150万人の県で経営基盤が保たれ得ると考えよう。この基準でいくと、対象の県は大幅に増える。(前回と同じく1013年10月の推計人口。多い順)
栃木県、群馬県、福島県、岡山県、三重県、熊本県、鹿児島県の7県が入り、総計24都道府県が資格を得る。
では、人口100万人だと?
山口県、滋賀県、沖縄県、愛媛県、長崎県、奈良県、青森県、岩手県、大分県、石川県、山形県、宮崎県、富山県、秋田県が加わって、38都道府県。うーん、このへんまで行きたいな。
もちろん、たとえば東京都は人口1300万人を擁しているのだから、この計算で行くと、じつに13球団も作れることになる。
また、基準に達しない四国の香川県(985,387人)と徳島県(769,844人)でも、2県を合計すれば基準をクリアできる。人口数順でいえば最下位2県の島根県と鳥取県でも合わせれば127万人余なのだ。
こうしたことを考え合わせれば、日本のほとんどの都道府県でプロ野球球団を作れることになるのだ。
現実的でない?
けっしてそんなことはない。
現在51クラブを擁するJリーグだが、日本のサッカー競技人口は約638万人、それに対して野球の競技人口がどれくらいあるかご存じか?
野球の競技人口は約812万人もあるのだよ。(総務省「平成23年社会生活基本調査」より)
どうですか? これでも無理なことに見えますか?
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