神田ぶらり(23) 空白のメモリー
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最近、神田の町を歩いていると、しばしば目にするのが、こんな風景です。

震災以降、耐震基準が強化されたとかで、多くのビルが取り壊され、建て替えになっています。
ビルって、取り壊してすぐに新しいのが建てはじめられるとは限らないんですね。施工準備とか、いろいろ大人の事情があるんでしょうか……
こうして、しばらくの間、高度経済成長期に育った私たちの世代には「もったいない」にしか見えない、都会の空き地が出現するのです。
まあ、神田には遊ばせておくような土地は余ってないと見え、そう日を経ずに、建設工事が始まるんですがね。
ところで、いざこうして空き地になってみると、さてここにかつて何があったのか、意外なほど思い出せないもんです。
この空き地、「神田ぶらり」の第1回でご紹介した「看板ビル」の向かい側なんですが、何が建っていた場所なのか、もはやまったく思い出せません。ここは何度も何度も、通りかかっていた場所なのに。
そのうち、ここにもビル(最近はマンションが多いようです)が建つのか、あるいはコインパーキングにでもなるのか、そのへんはわかりませんが、何かが出現し、今度は空き地だったという記憶が消えてゆくんでしょうね。
いや、私の記憶力の問題だけでなく(笑)
【本文はこれで全部です。もしもお気に召しましたらご寄進下さい(笑)】
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