2ステージ制が始まる
まもなく、2015年のJリーグが開幕する。
今季のJは、なんといっても2ステージ制の導入が目玉だ。
私は、サッカーに関しては観戦歴が浅い。まだスタジアムで観戦するようになってから10年ほどなので、かつてJリーグで行なわれていた2ステージ制は、知らないに等しい。
ただ、今回の2ステージ制が、かつてのものと比べると、格段にややこしい制度なのは、容易にわかる。かつては、前期と後期の優勝チームがチャンピオンシップで対決して年間チャンピオンを決めるものだったはずだが、今回のものは、何かどうしても、プロ野球のクライマックスシリーズの類するものをやりたかったらしく、前後期の優勝チームだけでなく年間1位とか2位とかも絡むものだそうで、正直言って、いまだにどういうシステムなのか理解できていない。
大丈夫なのか、ホントに?
ただ、決まった以上は仕方ないし、今さらそんなの止めちまえというのもどうかと思う。いや、なんでも良いと思ったら、どんどんやってみるべきだろう。今の段階では。
思い出してほしい。
日本にプロスポーツが根づいたのは、たぶん昭和に入ってからだ。
プロ野球は1936年のスタート。
大相撲は現在の形に近い相撲協会ができたのが1925年。
ボクシングも1931年にはプロができている。
いずれも70~80年の歴史があるのだ。日本のプロスポーツは、なんだかんだ言ってもけっこうな歴史を刻んでいる。
すごく新しい感じのするボーリングですら、プロ組織が出来たのは1967年で、すでに半世紀近くたっているのだ。
それに対して、Jリーグは? たかだか20年ほどの歴史しかない、まだまだ駆け出しのプロスポーツなのだ。
昨今のJリーグはいろいろうまく行っていないことも多い。昨年の無観客試合に至った一件、クラブの赤字体質や粉飾決済、ルールやジャッジメントの不明朗さ、ACLでの苦戦などなど。観客動員も思うようには伸びていない。
これらをとらえて、Jリーグを糾弾する向きも多いようだ。いや、指弾や批評は必要だ。時にはキビシイことも叫ばねばならない。そしてその声は、有識者なる連中だけに任せておいてはダメだ。ファンやサポーターも、どんどん声を上げるべきだ。
だが、よく覚えておきたい。Jリーグはまだまだ駆け出しのプロスポーツなのだ。多少うまくいかなくても、しょうがないじゃないか。
先発の、長い栄光の歴史がある多くのプロスポーツ組織だって、数々の揉め事を乗り越え、それでもいまだにあれだけスッタモンダしているんだから、まだ若造の日本プロサッカーがうまく行かないことがあっても、ある意味、当たり前なんじゃないのか?
1970年代にはブームを巻き起こしながら、ついに組織統一がうまくいかずに四分五裂したキックボクシング、あるいは同じくプロ組織の統一ができずに国際的信用を失ってしまっているバスケットボールのようなことは、避けなければいけない。ましてや、プロ組織そのものが消滅したりするのは、絶対にダメだ。
日本からプロサッカーの灯を消さず、なおかつ大胆かつ細心に取り組んでいただきたい。わかってるよね、Jの偉い人たち?
