ワールドカップで遊ぼう2018(7)
グループリーグ終了。すべてのグループの順位が決定し、ラウンド16の組み合わせも決まりました。
日本は、まさに首の皮一枚、薄氷を踏む思いで、グループHを勝ち抜き決勝トーナメントに進みました。まずはよかった。
それにしても最後のポーランド戦終盤、1点負けてる状況でのあの作戦には驚きましたね。勝ち抜きへのライバルであるセネガルと、勝ち点、得失点差、総得点、当該チーム同士の対戦でもすべて互角、わずかに反則ポイントの差で日本が上回っているというミニマムな差。なので日本は、負けているのにボールキープに徹するという、まず普通のサッカーでは見られない作戦に出たのです。
ふつうは勝っているほうがやって、たいていは大ブーイングを食らう作戦。当然ながらポーランドも前には出てこないので、アディショナルタイムには、ピッチにいる両チームの選手22人がすべて棒立ちという珍しい光景が見られました。こんなの初めて。先に日本が試合を終えたため、セネガルの敗退が決まるまでの数分間は、まさにサスペンスの見本でした。
しかし、ワールドカップは結果がすべて。失敗したら袋叩きではすまない作戦を敢行させた西野監督の勝負師ぶりに脱帽です。大会直前の交代劇でいろいろありましたが、結果オーライとしておきましょう。
さて、その最終節の結果はこのようになりました。

最終節はご覧のとおりにジャイアントキリングは少なめでしたが、みなさんご存知のように、横綱・ドイツが敗れるという超ド級のジャイアントキリングが発生しました。韓国が大金星を挙げドイツの命脈を断った一戦ですが、そのランキング格差はじつに56。日本がコロンビアを破った試合の格差45を上回る、今大会最大のジャイキリでした。前回覇者でFIFAランキング1位、優勝候補一番手と思われていたドイツは、まさかのグループ最下位で敗退です。こんな結末を予想していた人、いますか?
ということで、星取表はこんな具合。

ざっくり言って、波乱の多いグループリーグでしたね。3連勝のチームが3チーム(ベルギー、ウルグアイ、クロアチア)しかないこともだし、上位チームがけっこう星を落としています。まったく「荒れるロシア場所」だったんですね。
勝ち抜けチームをランキングで見てみると、このとおり。

ドイツ、ポーランド、ペルーの上位陣が敗退し、最下位のロシア、ケツから3番目の日本が勝ち抜けました。
ちなみに前回の2014大会でラウンド16に進んだチームのランキング最下位は44位ですから、61位と70位が勝ち抜けた今大会の荒れっぷりは、やっぱりすごかったんですね。
さて、1日置いて、いよいよラウンド16の戦いが始まります。寝不足の日々はまだ続く(笑)
