Road to ワールドカップ2018(12)

さあて、いよいよ最後のヤマ場が迫ってきました。

8月24日には代表メンバーも発表になり、最終予選最後の2ラウンド(8月31日と9月5日)、待ったなしです。

ではここまでの経過をおさらいしておきましょう。

この通り(見づらいのは毎度のようにご勘弁)で、日本はグループBの首位。グループ2位までが2018年のロシア・ワールドカップの本大会に出場できるのですから、ここまでは良し。

勝ち点差1で2位にサウジアラビアが続き、勝ち点で並んで得失点差1の3位にオーストラリア。そして4位のUAEは首の皮一枚、数字上の可能性だけは残していますが、ほぼ絶望。残念ながらイラク、タイの両国は、プレーオフに回れるグループ3位の可能性もなくなり、終戦しています。

ただ、日本は首位とはいえ、その差はミニマムです。勝ち点差、たったの1。

そして、その僅差で迫っている2国との直接対決を残しているのですから、まったく油断できません。というよりも、崖っぷちにいるのです。

報道では次のオーストラリア戦(31日)に勝てば出場決定という面ばかりが強調されています。

たしかに、勝てば勝ち点を20に伸ばし、いっぽうのオーストラリアは勝ち点16のままになります。

その差4となって、残り1試合で逆転されるメはなくなり、サウジアラビアの結果に関わらず、グループ2位以上が決まって、本大会出場が確定しますからね。

それはそうなんですが、では万が一、負けたり引き分けになると? 下手すればたちまち、出場権を得られない3位に転落するのです。

いやそんなに非現実的なことではないんですよ。

オーストラリアがアジア予選に参加するようになった2010年大会のアジア予選以降、日本はアジア予選ではオーストラリアに1度も勝てていません(0勝5分2敗)国際Aマッチ通算では23回対戦して8勝9分6敗なのに。

直近では、今大会のアウェイゲーム。昨年10月11日に対戦し、1-1のドローでした。

ね、アジア予選におけるオーストラリア戦は、日本にとっては鬼門で、簡単に勝てそうな相手ではないんですよ。

でもまあ、過去の戦績やジンクスはこの際おいといて、ぜひとも勝っていただきましょう。

でも、もしもこれに勝てなかったらどうなるかというと……

サウジアラビアがUAEに勝った場合には、勝ち点19になります。

日本がオーストラリアに負けると、オーストラリアの勝ち点も19となり、日本の17を抜きます。

ドローの場合は、日本18、オーストラリア17。

どちらにせよ、サウジアラビアにグループ首位の座を奪われてしまいます。つまり、こうなります。

  ドローの場合 1位サウジ19 2位日本18 3位豪州17

  負けた場合  1位サウジ19 2位豪州19 3位日本17

このままの情勢で最終節に入った場合、どちらにせよ絶対に勝ちが必要になるでしょうね。オーストラリアの最終節の相手は、グループ最下位のタイですからね。

そしてその最終節、日本にはサウジアラビアとのアウェイゲームが待っているわけです。

日本の対サウジアラビアの戦績は通算で8勝1分3敗。ただし、今大会での対戦を除くと2011年1月以降は対戦がありません。今大会では昨年11月のホームゲームで、このときは2-1の辛勝。しかも今度はアウェイです。

まったく楽観できません。

仮にオーストラリア戦で引き分けたとしても、最終節のサウジアラビア戦では勝ちが必須になりそうです。アウェイの地で

まあ状況は、サウジアラビア、オーストラリアの両国も同じようなものなので、最後の2節は崖っぷちで三つ巴のサバイバル戦ってことですね。

さて、もう一方のグループAはどうなっているかというと、こうです。

イランの本大会出場は確定しています。

問題は2位争い。韓国、ウズベキスタン、シリアが勝ち点差4のなかで争ってます。韓国対ウズベキスタンの直接対決が残っているのがミソ。ここの結果次第で、そして残り2試合を勝っておけばシリアにも望みがありそうです。

毎度毎度ですが「絶対に負けられない闘い」が続くワールドカップ予選、いよいよ最終局面。

さあ、どんな結末が待っているんでしょうか?

  ワールドカップで遊ぼう 目次 

【追記 2018/8/30】

決戦前に、朗報。

一足早く行なわれたUAE対サウジアラビア戦で、サウジが痛恨の黒星を喫しました。これは助かった。この結果、日本の星勘定はだいぶ楽になりました。明日のオーストラリア戦の結果次第でこうなります。

  勝った場合  1位日本20  2位サウジ16 3位豪州16

  ドローの場合 1位日本18  2位豪州17  3位サウジ16

  負けた場合  1位豪州19  2位日本17  3位サウジ16

勝てば首位通過が確定、ドロー以下でも、最終節は引き分け以上で出場権獲得です。「勝たなければいけない闘い」寄りはだいぶ楽になりましたね。逆にサウジアラビアが窮地に立つことになりました。

といって、ここで緩めずに、オーストラリア戦、最上の結果を期待しましょう。

【追記 2018/9/1】

日本代表、オーストラリア代表を2-0で破って、ミッション完遂で本大会出場権を獲得しました。まずはひと安心。これで来年6月からのワールドカップ本大会も、たっぷり楽しめることになりますね。

そして出場枠もうひとつの行方は、最終節に持ち越されました。日本と戦うサウジ、タイと対戦するオーストラリア、勝ち点は現在同点。どちらも勝てば得失点差勝負、どちらかだけが負けたり引き分けたら脱落。そしてどちらも負けた場合、まだ4位のUAEもわずかに望みがある状態です(イラクに大勝しないとダメだけど)

韓国、ウズベキスタン、シリアが勝ち点差2にひしめくグループAの2位争いとあわせて、9月5日の最終節も見逃せません(高見の見物感もありますが)

それにしても、最終節サウジアラビア対日本の放送権を持っていたテレビ局は、ちょっとガッカリかも(笑)

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