マーチは楽し

話題の「シン・ゴジラ」

まだまだネタバレが気になるので、あまり具体的なことは書けません。しかし、いつまで待てばネタバレ解禁になるのでしょうか。ならないか。

まぁ、ちょっとだけ書かせてもらえば、私がもっとも興奮したのは、やはりあの×××が×××するシーンで流れた、あのマーチ。

古くは初代の昭和29年版「ゴジラ」で初めて流れ、以後いろいろな東宝特撮映画で使われた、あの勇壮なマーチです。

前後の流れや事前の噂からして、たぶんここで流れるだろうなと思った、まさにそのタイミングで流れたのですが、その瞬間、わかっていても鳥肌が立って、感涙がにじみました。やられましたねえ。

このマーチ、もっとも代表的に使われた映画のタイトルから「怪獣大戦争マーチ」と呼ばれることが多いようです。たぶん、むかし発売された「伊福部明の世界」というLPレコード(!)に収録された際、数多くの映画の中でも、もっとも長く使われたテイクが採用され、それが「怪獣大戦争」(1965年)のものだったからでしょうね。

が、私は作曲者・伊福部昭氏の名前から「伊福部マーチ」という名に親しみがあります。

ちなみに今回の「シン・ゴジラ」で使われた「伊福部マーチ」は、「宇宙大戦争」(1959年)で使われた編曲のようで、サントラ盤でもそう名付けられています。

今は昔、1990年代にリングスやK-1グランプリで活躍した格闘家、怪獣王子こと佐竹雅昭が入場テーマに使っていたのもこの「伊福部マーチ」で、初代「ゴジラ」のオープニングサウンドから繋ぐ編曲は、盛り上がったものです。

そういえば、初代「ゴジラ」ではこのマーチ、自衛隊(ないしは防衛隊)のテーマ曲ではなく、海上保安庁の艦船が登場する際に使われていました。

そう、初代「ゴジラ」には海上保安庁が協力していてクレジットもされていましたが、「シン・ゴジラ」では大活躍だった自衛隊は、蚊帳の外。

なぜかって?

昭和29年にはまだ自衛隊は出来たてで頼りにならなかったからでしょうかね(昭和29年7月1日創設)

そもそも私はマーチというのが好きで、映画音楽でも「バルジ大作戦マーチ(タンクメンの唄)」とか「史上最大の作戦マーチ」「大脱走マーチ」「戦場にかける橋」の「クワイ河マーチ」や「1941マーチ」「ヨーロッパの解放」の「大マーチ」などなど、あれれ戦争映画ばっかりだな。

ま、そもそもが軍隊の行進用に作られたのがマーチなのだから、戦争映画のテーマ曲になるのが多いのも当たり前ですか。

テレビ各局のスポーツマーチも好きで、それらを集めたCDなんかも持ってます。

私のいちばんのお気に入りは、日本テレビ(NTV)の「スポーツ行進曲」 はい、かつて「全日本プロレス中継」のテーマ曲で、長い間ジャイアント馬場が(のちには輪島も)入場テーマに使っていたあの曲です。今でも耳にすると、手拍子を打ちたくなりますね。

そういえば、いつの間にやらテレビ局は、スポーツ番組のオープニングに、こうしたスポーツマーチを使わなくなってしまいました。最後まで使っていたのは、NHKの高校野球中継でしょうか。

なにやらヤワでポップな曲など使うくらいなら、あの勇壮なマーチをまた聞きたいものです。

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