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神田ぶらり(31)川のない橋・北上編2

埋め立てられて暗渠になった浜町川の跡を追って、北へ進みます。

「岩井橋」(があったと思われる場所)の道を渡ると、ふたたび細い路地が続いていました。ここも、自動車通行禁止ですね。

いちおう道路っぽくなってますが、何やらよそのお宅の裏庭を歩いているような感覚。周囲の建物はほとんどマンションらしく、たまにそこの住人のかたがいらっしゃると、なんか申しわけないような気恥ずかしいような、微妙な気分になります。いや、都有地だから、誰が歩いてもいいんでしょうが。

この路地の先は、ふたたび広い道路にぶつかります。靖国通りです。

そこで出迎えてくれたのはこんなモノ。

地下鉄や地下道の入口みたいなこれ、なんでしょう?

覗いてみると……

閉じたシャッターの前に車が1台、駐められています。なんだろうね、ここは?

ここ、靖国通りにかかっていたのが「大和橋」です。もっとも、靖国通りができる前からあったようですが。

ここには、浜町川が埋めたてられたあとでも、橋がのこされていて、その下が利用されているんですね。銀座の三原橋の下がごく最近まで映画館(銀座シネパトス)だったのと同じケース。ここ「大和橋」の下は、地下駐車場になっているそうです。

靖国通りの反対側を眺めると、こんな感じ。信号機に向かってまっすぐ伸びている線が、浜町川の流れを示しているわけです。向こう側にも、同じような地下への出入り口がありました。

はたして、この下に、どれくらいのスペースが隠されているのでしょうか。だいたい、いまでも営業してるのかな? 入口に車があんなふうに駐めてあるってことは、駐車場は閉鎖中なのでしょうか。残念ながらちょっと覗いてみるというわけにはいかないのですが、なんか秘密基地みたいでいいですねえ。

「大和橋」はその跡地が利用されているせいもあるのか、「今川橋」や「地蔵橋」と同じように、地名に残されています。

ここの交差点の名前が「大和橋」なのです(地図にも出ています)。交差点の信号機にも、これこの通り。

いまでも愛されている(?)「大和橋」を後に、ラストスパートで神田川へ向かいましょう。

つづきはこちら→ 神田ぶらり(32)川のない橋・北上編3 

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