英国ぶらり(5) イギリスの飯はマズいか?
よく言われることですが「イギリスの飯はマズい」 これ、ほんとうだと思いますか?
過去の英国訪問を振り返ってみると、何度か異様にマズい店にあたったことはありますが、それをもって「イギリスの飯はマズい」の証拠としてはいけないでしょう。
前に書いたことがありますが、美味いマズいなんてのはしょせんは個人の感覚だし、どんなところでも美味いものは美味いしマズいものはマズい。せいぜいでも店単位で、国単位でくくれるもんじゃないでしょ。
そして今回に関していえば、イギリスの飯はべつにマズくなかったです。いや、なかなか当たりが多かったのかな。まあ、そんなに大したものは食ってないですが。

これはグラスゴーで泊まったホテル(Ibis イビスかアイビスか最後までわからなかった)のレストランで夕食に喰ったピザ。夫婦で1枚でちょうどよかったんだけど、味もなかなかのものでした。もっともピザって、熱ければそうそうマズくはならないからね。具はベーコンだっけか。
ちなみに、奥に写っている飲み物は、スコットランド・ローカルのアイアン・ブル。レッドブルかゲータレードみたいな飲み物(ノンアルコール)ですが、あちらではポピュラーで、どこでも売ってます。じつは30年前に初めて行ったときにも飲みましたね。ボトルデザインは変わったけど、味は不変。これ、日本じゃ売ってないですよね。

20年ぶりにグラスゴーに行って、ああ変わったなと思ったことのひとつが、チェーンの飲食店が増えたこと。それもカフェみたいなやつ。スターバックスはもちろん、コスタ(最近日本でもブランド飲料をよく売ってます)とか。
ローカルなのかは知りませんが、今回は「Caffè Nero」とか「PRET A MANGER」という店を利用しました。キャッシュレスなので使い勝手はいいですね。写真は「Caffè Nero」のパニーニですが、ランチにはちょうどよかったです。味にあたりはずれがないのが、この手の店の良いところ。

エジンバラのイタリアンレストランでいただいたハンバーガー。海外旅行に行くとハンバーガーを食べたくなるのは、私のクセであります。ただ、こういうちゃんとしたレストランのハンバーガーって、ボリュームがあるぶん、たいてい食べにくいですよね。このバーガーも、力いっぱい潰してかぶりついたんですが、やっぱりグズグズのベトベトになりましたね。でも美味かったし、満足感は充分。

バースのレストランでランチに食べたエッグ・ベネディクト。よく聞く料理名だけど、いままで食べたことがなかったので、このチャンスにいただきました。そもそもエッグ・ベネディクトって、どういう定義の料理なんでしょうか。異常にカロリーが高いことはわかりましたが。

同じレストランで妻が食したパンケーキ。3枚でオーダーしたつもりだったけど、なぜか5枚ありました。サービスだったのかな。ランチでは食べきれないくらいのボリュームでした(食べたけど)

ロンドンに移動してからは、ホテル(タワーブリッジのたもとのタワー・ホテル)の近くでディナー。これはビーフ・ブルゴーニュ、要するに牛肉の赤ワイン煮込みですね。ビール飲みながら喰うのにぴったりの濃厚さでした。今回の旅行では最上位に属する美味さで、イギリスの料理はマズいなんてとんでもないと思いましたが、考えてみりゃあこれはフランス料理だよな。
ホテルのレストランでは、こんなものもいただきました。

ペンネなんとかって名前だったと思うけど、これも気に入りました。とくに、添えられていたナンかピタみたいなパンがパスタと相性ドンピシャで堪能。ああ、これもイタリアンか。

じつを言うと、今回いちばん美味しかったのは、ビクトリア駅の正面にあるマーケット・ホールズというフード・コートみたいな騒がしいところで食べた、こちらの店のバーガーでした。ファストフード系なんでしょうが、どうしてどうしてたいへん美味かったです。

とにかく濃厚な味の肉を、ゴマ付きのバンズがしっかり受け止めてバランスよし。サイズも手づかみで喰うのにはピッタリでした。一等賞。
じつは食べ終わってから気づいたんですが、メニュー表に「ミソ」ってのがあったんですよ。ひょっとして「味噌味」なのかな? これは試してみるべきだったかな。
このブラック・ベア・バーガー、チェーン店なんだろうか。だとしたら、ロンドンまで行かなくても再会できて、ミソ・バーガーも味わえるかな。
わが家は可能ならばいつも朝食はホテルで食べます。朝食はバイキング形式が望ましいですね。今回のタイトルにも使った写真は、ロンドンのホテルの朝食。けっこうビュッフェの品数が豊富で、毎朝バリエーションを楽しめましたし、ボリュームたっぷりで昼まで余裕で腹持ちしましたね。

という具合で、おおむね満足できる食生活を送ったわけですが(ほかの飯は写真撮り忘れました)、不満というか文句があるのは、味よりも値段。
なにしろ、高い! イギリスの物価高に加えて、円安が効いて、なんでも非常にお高い。フツーに飯食っても、一人一食2,000円以上は覚悟しとかないといけません。前に来たときはここまでではなかったはずなのに。
前述したようにキャッシュレスなので、その場ではあまりこたえませんが、クレジットカードの請求が、いまから恐怖であります。
そして旅の最後を締めくくるのは、毎度これ。

食のハードルが非常に低い私でも、飛行機の機内食ってのは、どうも美味いとは言いかねますねぇ。いや残さず食べちゃうけど(他にやることないからね)
