ワールドカップで遊ぼう(36)

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「王国大敗」……こんな衝撃的見出しが浮かぶ準決勝第1戦でした。

しかし、ワールドカップの準決勝が、こうもワンサイドゲームになるとは、誰が予想したでしょう?

キャプテンが不在で守備が崩壊し、エースを欠いて攻撃が機能しなかったブラジルが、難敵ドイツに勝てるわけはなかった、ということでしょうか。

Jリーグ的に言えば、負傷者で戦力を失った鹿島アントラーズに、サガン鳥栖の攻撃力がさく裂した形。

あるいは大相撲的には、負傷が響いて立ち遅れた大関・稀勢の里に対して立ち合いを制した横綱・日馬富士が、細かく技を繰り出し続けて崩して完封した一番。

あるいは加賀100万石が仙台藩62万石を圧倒的戦力でねじ伏せた一戦。

何はともあれ、これで開催国ブラジルの悲願は消滅。3位決定戦に回ることになりました。

ところで、スコアが「7-0」になった時点で、ツイッターには「ドイツ、これはまずいぞ」との反応が限定的に現われました。おもに川崎フロンターレ方面で(笑)

これは2007年と2009年のナビスコカップ決勝での「事件」が川崎サポーターのトラウマになっているせいです。

どちらの年でも、初タイトルに王手をかけた川崎フロンターレは、ナビスコカップ決勝戦直前のリーグ戦で大勝し、勢いをつけて国立に乗り込みました。2007年はアウェイでFC東京に、2009年はホームでサンフレッチェ広島に。奇しくもスコアは、どっちも「7-0」。

そして迎えた決勝戦。どちらの年も1点も取れずに敗退(泣)。おかげで川崎フロンターレは、今も無冠のままです。

以来、フロンターレ方面では「7-0」は「悪魔のスコア」として怖れられていて、ユースの試合なんかでも7ゴール目が入ると、次がヤバイという雰囲気になったりするんです(笑)

さすがは情報収集に長けたドイツ代表、そんなことはとっくに承知だったのか、後半アディショナルタイムに1点を献上して「悪魔のスコア」を回避しました……って、まさかね(笑)

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