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英国ぶらり(8) 動物いろいろ

わが家のワン公はジャックラッセルテリア、イギリス原産といわれています(本犬は日本生まれ) 今回のイギリス旅行でひょっとしたら遠い親類にでも会えるかと思いましたが、残念ながらイギリスでもジャックラッセルはそれほどポピュラーではないのか、散歩中のやつをチラッと見かけた程度でした。

リアルなわんこには、グラスゴー~エジンバラ間のスコットレイルやロンドンの地下鉄でフツーに電車に乗りこんできた連中くらいしか会えませんでしたが、こんなわんこ連には会えました。

忠犬ボビ公

エジンバラのグレンフライヤーズ教会のボビーくん。飼い主が亡くなったあと14年間、そのお墓の横に寄り添い続けた忠犬だということは、前の回で書きましたね。なんという感動のドラマでしょう。人間と犬の愛情ってのはどこの国でも受けるんでしょうね。

スコットランドのハチ公ともいえるボビーくんですが、じっさいは墓地の近所の家で餌をもらい、冬の寒い時期はちゃっかりと家の中にいたりしたそうなので、まあ伝説の真相なんて、そんなもんですよね。

もっとも渋谷のハチ公も、本当のところでは、渋谷駅前の飲み屋の客にもらえる焼き鳥が目当てだったという逸話が残っているそうで、やっぱり犬は犬なんですね。そこが可愛いんですが。

こちらは、ロンドンのナショナル・ギャラリーにいたワン公。

名画の片隅のワン

なんかいい顔してたんで思わず写真に撮ってしまいましたが、誰のなんてタイトルの名画だったか確かめるのは忘れました。

ナショナル・ギャラリーでは、こんなやつも目撃。

馬の巨大な肖像

異常にデカい絵ですね。馬の迫力は伝わってきますが、なんでこんな絵を描こうと思ったのか、作者に訊いてみたいレベル。よっぽど馬が好きだったのかな。背景が何もないのも、なんらかの意図があってのことなんでしょうかね。

ロンドン塔のホワイトタワー(いちばん高い建物)に所蔵されている宝物のなかにも、こんな馬が。

これまたデカい馬

現代になって内燃機関が普及するまでは、移動手段としては馬が最高峰。だからそれが名馬ともなれば、現代でいうと超高級車にあたったんでしょう。日本の戦国武将も馬を重んじたそうだし、それはイングランドでも同じこと。王様の馬ならば、いわば馬のロールスロイスなんでしょうからね。

銅像なんかにも騎乗姿のが多いし、馬のステータスって高かったんだろうな。

今回の旅でいちばん多く見たのは、ひょっとしたら、草原に群れていた羊だったんじゃなかろうか。いずれも車窓からだったんで親しむ機会はなかったですが。

実際に近くで見たのは、だんぜん鳥類です。

アイルランド旅行のときに聞いたことですが、あちらの街中ではカモメの勢力が最強。なので、街中にはカラスがほとんどいません。郊外に出るとけっこういるんだけど。東京あたりではわがもの顔に制空権を握っているカラスも、カモメ軍にはかなわないそうです。

スコットランドでも事情は同じようで、カモメがたくさんいました。こいつら肉食の気もあるのか、ハトをくわえて飛んでるやつもいましたね。グラスゴー大聖堂の前で、路上に放置された食い尽くされたハトの死骸を踏んづけそうになったくらいでした。

わがもの顔の図

鳥類といえば、フン害がつきもの。なのでこんな防衛策も。

偉人をおちょくっているわけではないらしい

バースではこんなサインも見かけました。

餌付け禁止だそうです

日本では港町でしか見かけない気がするカモメですが、アイルランドといいスコットランドといいイングランドといい、どこも海に近いわけでもない町なのに、なんでこんなにカモメがのさばっているんですかね。

というわけで劣勢のカラス軍ですが、じつはロンドン塔の中では状況が違うようです。城内のいたるところに、健康的に太ったカラスがウロチョロしています。

人が近づいても平気顔

なんでも17世紀のロンドン大火で住処を失ったカラスがロンドン塔内に住みついたそうで、なんかこれを駆除すると不吉なんだとかいう言い伝えができてしまって、以来城内で飼育することになったんだとか。

日本でもヤタガラスの言い伝えがありますが、あれよりもだいぶん新しい伝説ですね。

ロンドン塔には6羽のカラスが飼われているそうで、王室直轄のペットなんですかね。よく見ると、目印の青いタグみたいなのが足につけられています。城内には飼育小屋もあるし、大事にされているカラス界のエリートってところかな。

ただ、場外に逃げないように羽根を切っているとかいないとかなんで、べつにうらやむような環境ではないようですが。

こいつら噛みつくんだね

観光客には人気があって、盛んに写真撮られたりしてましたが、近寄りすぎると噛まれるそうです。1メートルは離れてろってことでした。エリート君には、近寄るな頭が高いって言われてるみたいです。

商売の上手い英国王室とロンドン塔が、もちろんこの好材料を見逃すはずもなく、城内にはカラスのお土産グッズを売る売店もちゃんとありました。買わなかったけど(高いんだもん)

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