【歌とは何かを思い出す】ちょっと前の日記(ニトカさん)
ニトカさんの声
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いや何かって。
「これが歌だよな!」
と感動したこと。
歌とは、感情、認識、思考をどう整えるか、そしてそれらをいかにして他者との関係性にするかという精神的営みだと僕は思っている。
それは鎌倉時代くらいからだったか農民たちでも興じた連歌、アイヌのなんだっけ、ユーカリじゃなくて、それからご存じ貴族たちの和歌、鼻歌、童歌、民謡、言葉を音に乗せてきた。音があるから言葉にしてきた。そんな歌の原初的なあり方を、僕は思い出した。
この曲には、はっきりとした感情が読み取れる。ウキウキしている。ウキウキしているのだが、ウキウキさで音を昂らせてはいない。「かなり元気」の音が下降している。かなり冷静だ。賢者モードだ。元気さにも色々あるのだ。「ありがとう」の音を伸ばして感謝の気持ちもこもっている。「ドスケベ」の音を挙げているのは、思い入れだろう。動画詳細欄に次のように書いてあった。
『最狂博士ドスケベ研究所』、ものすごく良い作品なのでぜひ聞いてみてください。私は性と暴力と愛が好きです。
よく聞く曲はメロディーというか、言葉を乗せる音が、言葉の重みに耐えられていないか、言葉自体に重みがなかったりする。だからこそこうした個人的な、個別的な、孤独な、命の独自性に基づく身体感覚、感情、認識、思考を表現するために音を選ぶという構えに、僕は感動したのだ。もしかしたら無意識に音を選んだのかも知れない。だとしても、それは表れであると、僕はおもう。
閑話休題。
これだけの短い時間で、感謝の気持ちを的確に伝えることができるとは。歌とは素晴らしい表現形式だと思えた。合唱。合掌。
暴力性、凌辱性というのは僕の中の一つのテーマ。気になるところだ。
参考。本居宣長の歌論。

