【乖離研究8.2】声に出して読んで気がついたこと。その場で感じられなかったこと。読めなかったこと。声に出せなかったこと。

記事に書くか?Xに書くか?

記事に残しておこう。Xは流れてしまう。忘れてしまう。いつか僕の知らなかった僕が、この文章を読んで鼻で笑えるように。

青山美智子さんの『探し物は図書室まで』のタイムカプセルの部分を声に出して読んだ。タイムカプセルという言葉を、クラネさんが前回のスペースで言っていたから。「朗読」というとかしこまってしまうので「声に出して読んだ」と表現しよう。

「声に出して読む」ことを僕はしてこなかった。どうしてだろう?作品として一度作ったことがある。どう読むかを全部意識していた。けど、僕は今回、呼吸をするように、自然に、有り体で文字を声に出して読みたいと思った。ふらいぱんQさんの真似をしてみよう!そしたら僕が何を感じるだろう。ワクワク。ドキドキ。

スペースでもしゃべった通り、「読み直したい」と思う箇所があった。読み流したくない、もう一度噛み締めたいと思う箇所があった。

誰かに伝える、ではなく、自分がそうしたいと思えた。

新鮮だった。

曲を作るときに僕はいつも聞き手を想像する。「伝えたい」気持ちが大きかったかもしれない。もちろん、自分が感じたものをそのまま表現したい、という気持ちもあった。わからないけど、オーバーワークしてしまう。疲れてしまう。いつからか、曲に向き合うことが苦しくなってしまう。そういう癖がついている。だからだろうか、僕は曲を作ることが「好き」ではない。自分とただ自然に向き合う、自分とただ自然に、「ちょうどよく」繋がる。そんな曲作りをしたいなぁと思う。

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声に出して読む。

ふらいぱんQさんが「歌もポエトリーリーディングも境界がない」ようなことを言っていた(完全に意訳)。呼吸に境界を作らない。そうだなぁ、僕が歌物を作れない、という過去に縛られてちゃな。と思う。声に出して読む時も、かしこまらずに読もうと思った。けど、聞いてくれる人がいるから、最低限、聞き取れるように、できれば景色が想像できるように読めたらいいな、とは思う。けど、意識はしなかった。読みながら僕が感じた通りに読み進めた。

僕が感じ取る前に、体が感じていた。新鮮だった。そんな僕がいたことを、僕は知った。たったそれだけのこと?が、僕には新鮮だった。小さな石ころを見つけたように。

頭の中で「ここはこう読もうか」と一瞬でも考えがよぎる時があった。けどその思考とは別に流れているものを感じる。読み、進める。

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僕は「伝える」技術ばかり気にしていた。自分が感じていることに気がつけていなかった。かもしれない。

声に出して読む。

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丹頂さんが最近REMIXを出したという。自分がその曲を感じようとする一つの営みだと思った。僕もいつか、誰かの曲を「歌ってみた」するのかな?REMIXかな?やさしく「歩く」きっかになった、この曲かな?


僕はちゃんと、昨日の僕よりもやさしく、歩けているかな。

歩けているよね。

歩けてる?

ねーーーー!


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セロリを食べた。

おいしかった。

好きな野菜の話をした。

曲とか本とかと同じなのかな。僕らが関わる全てが、新しい僕を見つける旅のはじまり。僕が僕の世界を作るはじまり。僕の足取りが、誰かの世界の新しいはじまりになったなら、うれしいな。(そこまでいうのは、ちょっとまだ早いんじゃないのか?でもそれを僕は、期待しているんだな。大丈夫だ。やさしく歩けていたら、きっと期待しなくても、そうなる。そうならなくても、歩いていたら誰かと出会う。何かが起きる。誰かと、何かと、繋がっていく。だからとりあえず、歩いて行こう。ね?



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なぜか『お探し物は図書室まで』を読むと眠くなる。今回はお腹が減ったので夜食を食べた。食べながら反省会をする。

僕は最後にふらいぱんQさんがくれた言葉を、ちゃんと感じられていただろうか。多分、「感じること」をあやふやにしてしまった。早く返事しなきゃ!と縛りをかけていたのかもしれない。ふらいぱんQさんは言葉をかけてくれた。その動きにあった何らかの気持ちを、僕は受け取れていなかったと思う。受け取れて、いなかった。感じられていなかった。返事をしなきゃ!動揺していた。混乱していた。なんて言葉を返したらいいのか僕はわからなかった。ちゃんと感じられていなかったから。今振り返って、落ち着いて、不自然になるかもしれないけど、感じなおして、ここで伝えよう。

僕はあのとき、僕の気持ちを読めなかった。

偶然じゃなくて、僕が選んでしたことなんだって。偶然だとしても、自分で手を伸ばしたのだと、ふらいぱんQさんは言った。だから僕は僕を褒めてもいい。というサブテキストを、僕は今感じている。多分、ふらいぱんQさんも自分にそうしているのかもしれない。僕はその所作を、意識していなかった。また一つ、僕は僕にやさしくする振る舞いを、知ったのであった。

ありがとう^^

ありがとう


今度またどこかで、僕の声で伝えられたら、いいな。

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