カリスマ車内販売員の頭の中vol.1④人財育成|人が自ら働きたくなる育成とは?
現場改善|小さな声を大切にする仕組みづくり|現場,改善,組織,ヒトニモドル
こんにちは、茂木久美子です。
今日は、「小さな声を大切にする仕組みづくり」についてお話したいと思います。
私はこれまで約20年間、年間150回以上の講演や研修を通じて、さまざまな企業の現場を見てきました。
その中で強く感じることがあります。
業績が伸び続ける会社と、停滞していく会社の違いは何か。
それは、
"小さな声を拾えているかどうか"
なんです。
私もそうでした…。
車内販売の時、目安箱やホウレンソウをよくしましたが、結局続かなかったり…。
そんな時、本社の人たちが地方に顔を出してくれた時、それだけで嬉しかったんですよね。
「見てもらえている」
「気にかけてもらえている」
その感覚があるだけで、人は頑張れる。
逆に、
どんな立派な制度があっても、
どんな素晴らしい理念があっても、
声を出しても反応がない。
改善提案をしても何も変わらない。
そうなると、人は話さなくなるんです。
なぜ現場の声は消えてしまうのか?
講演先でよく聞く言葉があります。
「社員が意見を言わないんです」
「若手が何を考えているかわからないんです」
「改善提案が出てこないんです」
でも私はこう思うんです。
本当に社員は意見を持っていないのでしょうか?
違います。
みんな持っています。
ただ、
言わなくなっただけ。
ある企業では、
入社3年目の社員がこう言いました。
「どうせ言っても変わらないですから」
この言葉が私は忘れられません。
実は多くの会社で起きていることです。
社員は最初から諦めているわけではありません。
最初は言うんです。
改善案も出すんです。
でも、
反応がない。
否定される。
後回しになる。
すると、
"言わない方が楽"
になってしまうんです。
ヒトニモドル思考で現場改善を進める3つのステップ
1.まずは声を拾う人になる
現場改善の第一歩は、
改善策を考えることではありません。
まずは、
声を拾うこと。
です。
私は講演でよく言います。
現場には宝が落ちている。
でも拾う人がいない。
お客様の声。
社員の声。
パートさんの声。
新人の声。
そこに改善のヒントがあるんです。
2.小さな改善をすぐやる
現場改善が進まない会社の特徴があります。
それは、
会議が長い。
です。
話し合いはする。
検討もする。
でも実行しない。
これでは現場は疲れてしまいます。
私は研修で、
「まずやってみる」
を大切にしています。
成功か失敗かは後で考える。
まずは小さく試す。
それだけで現場は動き始めます。
3.改善した人を称える
実はここが一番大切です。
改善提案を出した人。
気づいた人。
挑戦した人。
そういう人を称える文化があるか。
ここで組織文化は決まります。
私はこれを、
「できるバカ理論」
と呼んでいます。
周りがやらないことを、
まずやる。
最初は変人扱いされるかもしれない。
でも組織を変える人は、
いつも最初は異端児なんです。
とあるサービス業での出来事
以前、あるサービス業の企業で研修をした時の話です。
社員数は100名ほど。
社長は悩んでいました。
「改善提案が全然出ないんです」
実際に現場へ行くと、
社員さんたちはたくさん気づいていました。
でも言わない。
理由を聞くと、
「どうせ変わらないから」
でした。
そこで私は提案しました。
毎月の改善提案制度をやめて、
毎週5分だけ話す時間を作りましょう。
すると驚くことが起きました。
半年後。
改善提案数は約8倍。
現場の雰囲気も大きく変わりました。
なぜか。
制度ではなく、
対話が増えたからです。
人は仕組みで動くのではない
私は年間150回以上の講演をしていて思います。
多くの会社が、
仕組みを作ろうとします。
でも本当に必要なのは、
関係性なんです。
人は、
仕組みで動くのではない。
人で動く。
だから私は、
ヒトニモドル
という言葉を大切にしています。
効率化。
DX。
AI。
もちろん大事です。
でも最後は人。
人の声。
人の想い。
人の気づき。
そこが会社の未来を作るんです。
よくある悩み
社員が意見を言わない
改善提案制度が機能しない
現場改善が進まない
若手が受け身
管理職だけが頑張っている
会議ばかり増える
そんな会社ほど、
大きな改革ではなく、
小さな対話から始めてみてください。
今日からできるアクション
1.現場で一人に聞いてみる
「何か困っていることある?」
まずは一人でいいんです。
2.気づいた人を褒める
改善した人ではなく、
気づいた人を褒める。
ここが重要です。
3.まず自分が異端児になる
社長でも管理職でもいい。
まず自分からやる。
組織は上から変わります。
現場改善とは、
大きな改革ではありません。
小さな声を拾うことです。
そして、
その声を大切に扱うことです。
私はそう思っています。
あなたの会社では、
今日、誰の声を拾いますか?
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