あって当たり前と思うわないようにしよう
宇連ダムで考える水の事
~資源は無限ではない~
愛知県の東三河地方に水を供給する豊川水系の宇連ダムが一時0%になった。
このニュースに戦慄した三河人は多かったはずである
その後4月になるとまとまった雨に恵まれて貯水率50%まで回復した。しかし例年貯水率が60%であることを考えると少ないことには変わりなく、引き続き節水が求められる。
宇連ダムが水不足になることは昔は珍しくなかった。筆者が小学生の頃には毎年のように節水の呼びかけがあったし、プールが中止になった年もあった。
愛知県には西三河の「矢作川」
尾張地域の「愛知用水」
という水源があり、今回、矢作川系からの導水が要請されていた。
ただ、ここ数年はいわゆる異常気象で大雨が多かったせいかあまり水不足の話はなかった。なので水不足の危機感が薄れていたことは否めない。
しかし今回の渇水が教えてくれたことは「水は無限にはない」という、立ち止まって考えたらごくごく当たり前なことだ。「あって当たり前」のような傲慢さでは忘れてしまうことを、今回改めて教わったように感じた。
同じことが石油にも言える。
中東情勢の緊迫化の中で、イランによりホムルズ海峡が封鎖され、レギュラーガソリン価格は一気に高騰した、一時リッター当たり30円超の値上がりになり、政府は補助金の復活と石油備蓄の放出を開始した。
いつもそこにあるものが突然なくなった時、人はパニックになる。
石油ショックや米騒動、東日本大震災直後、コロナとその例は枚挙に暇がない。
だからこそ冷静に、普段から心がけ、自然に感謝し、当たり前という傲慢な心をなくすことが必要なのだ。
