【ドキドキ文芸部!】
※【Doki Doki Literature Club!】からも転送されます。

2017年9月22日に米国の「チーム・サルバト」によってリリースされたインディーズゲーム。PC(Steam)/iOS/Androidにて無料配信されていた。
一般的な日本風の恋愛ビジュアルノベルゲームのスタイルで開始するが、徐々にサイコホラー的展開に移行。そのショッキングな内容が大きな評判を呼んだ。
その評価はネット上にとどまらず、2021年7月1日には、増補改訂版となる『Doki Doki Literature Club Plus!』がPC及び各種家庭用ゲーム機版としてリリースされている。
ヨルダン公安局の干渉
2026年3月、ヨルダンの公安局が、本作はコミック風のデザインが「本質と深刻な心理的影響」を理解させないままに子どもを誘惑してプレイさせてしまう「欺瞞的性質」があるとし、子どもにプレイさせないように、また保護者には子どもが遊んでいるゲームを把握し監視するように呼びかけた。
なお実際には、steam版・iOS/Android版いずれのストアページとも「このゲームはお子様や心を乱されやすい方には適していません」と注記がなされている。
Google Play Storeからの削除
同年4月10日、開発者であるSerenity Forgeが、同作がGoogleによって、「センシティブなテーマを描写していることが利用規約に反しているとされ、配信停止となった」ことを公式に発表した。
なおヨルダンの件と関連があるのかどうかについては触れられていない。
A statement regarding the removal of DDLC from the Google Play Store: pic.twitter.com/G0byurRUJZ
— Serenity Forge (@SerenityForge) April 9, 2026

日本語訳は以下の通り。
昨日、Googleは『ドキドキ文芸部!』をGoogle Playストアから削除することを決定しました。
その理由として、ゲーム内でのセンシティブなテーマの描写がGoogle の利用規約に違反していると説明されています。
『ドキドキ文芸部!』は、メンタルヘルスを描く作品として広く高く評価されており、その描き方は世界中のプレイヤーの心に深く届き、自分の声が届いた、自分は理解された、そして人生の歩みの中で少しでも孤独ではなくなったと感じさせてきました。
そうしたことを成し遂げられたこと――つまり、フィクションの力を使って人とつながり、本当に意味のある違いを生み出せたこと――こそが、私が最も感謝していることです。
それは私に、これからも新しくて素晴らしいもの、本当に誰かに届くもの、とりわけ繋がりを必要としている人たちに届くものを作り続けようという気持ちを、毎日与えてくれます。
『ドキドキ文芸部!』は、iOS、Nintendo Switch、PlayStation などを含む多くの主要プラットフォームで利用可能です。
私たちは『ドキドキ文芸部!』をGoogle Playストアで再び配信できる道を見つけるため、できる限りのことを続けています。その一方で、Android 端末向けの別の配信方法についても検討しています。
私たちは『ドキドキ文芸部!』を Android に届けるために懸命に取り組んできました。そしてこの数か月のあいだ、熱心な Android ユーザーの皆さんから本当に多くの愛情と熱意を目にしてきました。
長年にわたり『ドキドキ文芸部!』への愛と応援を示し続けてくれているコミュニティの皆さんに、心から感謝します。
Android 版『ドキドキ文芸部!』の今後については、引き続きお知らせしていきます。
ダン・サルヴァト と Serenity Forge チーム
本作には直接的な性描写等は存在せず、あくまで心理的なホラー要素を持つに過ぎない。
このような規制は、ダークでシリアスなテーマそのものの排除を意味するものであると批判を受けている。
全世界累計プレイヤー数3000万人という米国産の恋愛アドベンチャー(?)「ドキドキ文芸部!」がデリケートなテーマを扱っているため規約違反という理由でGoogle Play ストアから削除。… https://t.co/ht8aS8Aily
— くりした善行 (Zenko)🇯🇵無所属/Anti-Censorship/C107 31日ツ01b (@zkurishi) April 10, 2026
『ドキドキ文芸部!』は名作ですよ……。
— 谷山龍 (タニヤマリョウ) (@rudorufu227) April 10, 2026
規制側に対して声を上げないと、こうやってすぐにちょっとダークだったりホラーな作品も規制されるようになるんです。 https://t.co/MTtJYgBzzU
参考リンク・資料:
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